香港企画記事速報
2004年9月1日記 深川耕治

香港代表、卓球男子ダブルスで銀 アテネ五輪
2000年移住した中国本土選手ペア
 アテネ五輪の卓球男子ダブルスに出場した香港代表の高礼沢選手と李静選手が銀メダルに輝いた。

 1997年7月の中国返還で香港特別行政区が成立して初のメダル獲得となった。表彰式が行われた競技会場にハナズオウをデザインした香港特別行政区旗がはためき、朗報に香港市民が沸いた。

 高選手と李選手は8月21日に行われた決勝戦で中国代表の馬琳選手と陳●(王ヘンに己)選手のペアに2−4で敗れ、惜しくも金メダルは逃したが、香港特別行政区初の快挙を成し遂げ、董建華行政長官が祝辞を発表した。

 このほか、香港勢では、1996年のアトランタ五輪金メダリスト、ヨット女子ミストラル級の李麗珊選手の活躍が期待されたが4位に終わった。

高沢礼選手略歴 1976年、広東省仏山市南荘鎮生まれ。10歳から地元の体育学校で寄宿生活を送りながら卓球の英才教育を受ける。93年、全国青年卓球選手権大会でシングルス準優勝。95年に全国卓球選手権大会で李静氏と組んでペア準優勝。同年ナショナルチームに選抜され、96年、全国卓球選手権大会男子の部で優勝。2000年に香港移住。

李静選手略歴 1975年、広東省珠海市斗門県生まれ。83年から珠海市代表として数多くの少年卓球大会で優勝。92年に全国卓球選手権大会男子の部で準優勝。92年にナショナルチームに選抜される。95年、全国卓球選手権大会で高沢礼選手と組んでペア準優勝。96年、全国耐久選手権大会男子の部で優勝。97年に食中毒となり、ナショナルチームから脱退。珠海市に自らの名を冠した卓球訓練センターを開設し、後進の指導にあたる。2000年に香港移住。

(04年9月1日記、深川耕治)