話題の人登場2007年4月19日記(深川耕治)   最新中国株情報 WINTRADE

   



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「香港映画金像奨」で最優秀監督賞を受賞した譚家明(パトリック・タム)監督

一九八八年制作の映画「風にバラは散った」以降、監督作を発表していなかった奇才は、十七年ぶりにメガホンを取った映画「父子」が「香港映画金像奨」で最優秀監督賞や作品賞、脚本賞など五部門を受賞、高い評価を得た。

 マレーシアを舞台に華人の暴力的な父と幼い息子の激しく深い愛と葛藤を描いている。父親役に香港の人気歌手・郭富城(アーロン・クオック)を起用。監督が十年前にマレーシアで教えた学生の実話をもとに学生たちと共同で脚本作りをして完成。結婚生活の破綻、家族の崩壊を通して人生の苦境を乗り越える登場人物を生き生きと描き出した。

 「長い時間かけた思い入れのある作品。他にも完成済みの脚本が二十本ある」と次作準備も練り上げている。昨年の香港映画作品はわずか五十二作品で尻すぼみ。優秀な人材がハリウッド入りしたり、テレビドラマにシフトすることで育たないため「香港映画は死んだ。純粋な香港映画は存在しない」とまで業界人に悲観論が漂う中、闇夜の一灯となったのがこの作品。

 一九四八年、香港生まれ。六七年、香港の地上波テレビ局TVBに入社し、七五年、チーフディレクター、脚本家としてデビュー。斬新なテレビ番組「CID」「群星譜」で注目される。以降、「名剣」「愛殺」「烈火青春」などの作品で「香港ニューウェーブの旗手」として映画界に進出。「恋する惑星」などで世界的に有名な王家衛(ウォン・カーワイ)監督が師と仰ぎ、香港の若手映画監督にも強い影響を与えている。五十九歳。

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