話題の人登場 2010年8月24日記(深川耕治)  最新中国株情報 WINTRADE

   



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北京出身の若手華人ピアニスト、王羽佳(ユジャ・ワン)さん

 世界的に活躍する中国人ピアニストのユンディ・リ(李雲迪)、ラン・ラン(郎朗)に続く中国出身の若手女性ピアニストとして欧米で注目を集めている。

 難解な技巧が必要なピアノ曲をさらりと弾きこなし、楽曲への深い洞察や優雅さ、カリスマ性を持つステージが欧米メディアで絶賛され、中国でも「ラン・ランの妹」「ピアノ界のプリンセス」と紹介されている。

 「ラン・ランの演奏は16歳の時に聴いた1度だけですが、素晴らしい内容でした。私の演奏とは違い、人生目標や音楽への見方、ライフスタイルは異なりますね」とラン・ランとの違いを強調。「人生目標? ないですね。ただ、音楽が好きなだけです」と飾り気がない。

 北京中央音楽学院からカナダに渡り、米カーティス音楽学校ではゲイリー・グラフマンに師事する絵に描いたような超エリートコースを進む。グラフマンはラン・ランが師事したことから数少ない世界的華人ピアニストに育つチャンスを得た。

 最近は演奏旅行で世界各国を飛び回り、6月の香港公演では「サンフランシスコ公演後、シンガポールに飛び、次は香港へ来て息つく暇がない」と答え、「米国ではグラフマン先生が立て続けに新しい曲で訓練させ、音楽の視野が広がりました」とも。非常に率直でストレートな答え方が魅力だ。

 中国や香港のメディアが「華人や女性であることが西洋クラシック音楽界で差別を受けるようなことはなかったか」と問いただすと「まったくない。むしろ、有利だし、聴衆は演奏者が男性であっても女性であっても良い演奏には率直な評価を与えています」と答えた。

 自分のアイデンティティについては「16歳で演奏公演を開始して以降、変化し、現時点での感覚では半分は米国人、半分は中国人。グローバル化で民族的な差異は段々なくなって来ている」と率直に答える。

 1987年2月、北京生まれ。6歳からピアノを習い始め、北京の中央音楽学院に入学。14歳でカナダのカルガリーにあるマウント・ロイヤル音楽学院に入学。その後、米フィラデルフィアの名門・カーティス音楽学校に学び、同校では世界一流のピアニスト、ゲイリー・グラフマンに師事した。

 2001年、仙台国際音楽祭で特別賞受賞。世界各国のオーケストラと共演し、2006年、ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞。09年1月、名門クラシックレコード会社である独グラモフォンと専属契約し、同年デビューアルバム「ソナタ & エチュード」などで評価を高めている。24歳。





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