台湾企画記事
2004年7月22日記

中国軍、アモイ付近で臨時軍事演習か
台湾軍の上陸演習直後 台湾メディア報道
香港、マカオ便はフライト混乱
 台湾からの報道によると、七月二十二日早朝、台湾軍が「漢光二〇号」の上陸軍事演習を屏東県の沿岸で行った後、同日午後四時(日本時間同五時)ごろ、台湾海峡を隔てた中国福建省アモイ付近の空域で中国人民解放軍が予告なく突然、臨時軍事演習を行った。突然の軍事演習の影響で香港国際空港の中国本土行き各便やマカオ国際空港の中国本土行き各便は同日午後三時(日本時間同四時)から約二時間、フライトが急きょ遅延し、混乱した。

 台湾軍の軍事演習は陸海空軍の約五千人が参加し、海軍陸戦部隊(写真左)が海上から海岸に上陸。空軍のC一三〇輸送機(写真右)に搭乗した陸軍パラシュート部隊が実践降下、最新鋭戦闘機やヘリなども使い、中国軍の台湾本島上陸を想定して上陸阻止する演習を行い、約一時間余りで終了した。

 台湾軍の軍事演習後、アモイ空域では同日午後四時ごろに突然、中国軍が軍事演習を行い、演習の前後二時間にわたって香港やマカオの空の便に影響を与えた。香港国際空港からアモイへの便は全面的にフライトが中止され、香港から上海行きの便も二便が欠航、六便が遅延した。(04年7月22日記、深川耕治)

アモイ、スワトー空域で飛行規制 中国
香港発着の18便が遅延
 七月二十二日、中国福建省アモイ空域と広東省汕頭(スワトー)空域で約八時間にわたって飛行規制が敷かれ、香港発着の十八便が遅延した。

 香港民航処によると、アモイ方面の航空管制塔が同日午前八時四十五分から同午後四時三十八分まで飛行規制の通達を伝えてきた。また、同日午後、スワトーの航空管制塔からも同日午後零時四十五分から同三時半まで飛行規制の通達が香港に入り、香港発上海行きの十便を含む香港発着の十八便が一、二時間前後遅延した。

 飛行規制が敷かれた原因については中国当局の具体的な説明は明らかになっていないが、香港各紙の分析では、今月から福建省南部沿岸の東山島で始まっている中国軍の合同軍事演習の影響と見ている。
(04年7月23日、深川耕治記)