話題の人登場 2012年4月20日記(深川耕治)

   



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米ハーバード大学院卒業前に所在不明 失脚した薄煕来の息子、薄瓜瓜氏

 
中国の次期指導部入りを有力視されながら失脚した父・薄煕来氏、英国人実業家ニール・ヘイウッド氏毒殺容疑で逮捕・取り調べ中の母親・谷開来氏が世界中の関心の的となっている。

 一人息子の本人は米ハーバード大学行政大学院(ケネディスクール)に留学中で、5月の卒業を目前にして所在がつかめない状況が続く。

 昨年11月15日に重慶市内のホテルで不審死したヘイウッド氏とは、英国留学の際、仲介役として家族ぐるみの付き合いがあった。とくに最初の英国留学では、ヘイウッド氏の母校である英国貴族中高一貫校のハロウ校への留学を手配してくれた恩義があった。その後も、英オックスフォード大学に留学。しかし、成績不良で1年間停学処分を受けた。

 当時は太子党(党幹部子弟)であり、海外に出れば海外エリート層の子弟ということでちやほやされた。高級外車数台を乗り回し、女友達といちゃついている写真が撮られたり、大学周辺で立ち小便するなど、軽挙妄動でバッシングされたこともある。

 しかし、米ハーバード大学ケネディー大学院に留学してからは、比較的真剣に勉強を続けており、「聡明で自分のこだわりがあり、自信家だ」(同大学院の恩師)と評している。年間の授業料や生活費は少なくとも日本円で800万円以上で、海外エリート子弟でなければ経済的な問題を解決できない。

 住居は高級アパートでセキュリティチェックが厳しく、メディアの取材攻勢も防いでいるが、5月卒業を前に試験期間に本人の姿は「先週以来見かけない」と学生たちは話している。

 大学周辺の韓国料理店の常連客で、韓国人の同級生と親しく、彼らの協力で身を隠しているとの情報も錯綜している。昨年、同大の訪中団が重慶市を訪問した際は、本人が父・薄煕来氏に依頼して重慶市側の受け入れを準備して評価されている。1987年生まれ。24歳。



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