中国企画記事 特選

2004年10月17日記

初日は16万人が入場 広州交易会
民営企業増え、欧州客目立つ
 中国広東省の省都・広州市で10月15日、国内最大の貿易フェア「第96回中国輸出商品交易会(広州交易会)」が開幕した(写真右)。同交易会は百八十カ国・地域、二万八千百二の企業が出展する単独の貿易フェアとしては世界第二の規模を誇り、出展社数は前回比二八%増で初日の入場者数は先回とほぼ同じ約十六万人となった。

 入場者数の動向を地域別でみると、欧州、アジア、オセアニア、米州、アフリカの各地域で先回より二〜六割増となっており、とくに欧州は六四%増で急増が目立った。

 同交易会の出展企業は製造業部門の企業が多く、今回は民営企業や三資企業の出展数が増えた。とくに江蘇省からの出展企業は民営企業が四百三社で全体の二八%を占め、国有企業、外資企業との出展バランスが取れていた。

 民営企業の開業で定評のある浙江省は今回、出展した国内民営企業のうち五五%を占め、広東省の出展企業は一千二百十五社で前回より五・七%増え、三資企業や私営企業が前回より約一割増となる一方、貿易流通関係の企業や国有企業の出展数が一割減となった。(04年10月17日記、深川耕治、写真も)