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2008年1月8日記 最新中国株情報 WINTRADE


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胡錦濤人脈、広東省に浸透 中国
省書記、深セン書記など着々


 中国共産党は昨年11月以降、地方指導者人事を決め、胡錦濤総書記の側近が広東省、四川省のトップである党委書記、北京市長などに就任し、これまで押さえてきた湖南省、陝西、山西など多数の省・市・自治区以外にも権力基盤を拡大している。三月五日開幕の全国人民代表大会(全人代=国会)で副首相や閣僚など政府最高指導部人事に向けて地方トップ人事で腹心登用を断行し、江沢民派の地盤だった広東省でも若手幹部の大幅人事で胡錦濤カラーが浸透している。(深川耕治=08年1月8日記)

 昨年十月の第十七回党大会で党最高指導部である政治局常務委員会に江沢民前総書記に近い人物が過半数を占めたことで自派拡大が思うように進まなかった胡総書記だが、地方指導者人事は共産主義青年団(共青団)系の自派人材を着々と登用し、党内基盤を強化している。

 昨年十二月、広東省書記に就任した汪洋・前重慶書記は胡総書記と同じ安徽省出身で団派(共青団派)の胡氏側近だ。これまで広東省は江氏に近い李長春政治局常務委員や張徳江政治局員(前広東省書記)が省トップの書記を務め、江沢民派の地盤とされてきた。改革開放による経済特区で華々しい経済成長を遂げる広東省で汪氏が省トップに抜擢されたことは、急成長の影で格差拡大の弊害を残す問題点を改め、同省の経済成長手法を修正しようする胡錦濤路線へ徐々に転化していくとみられる。

 汪氏は広東省書記就任後、交通が発達していなかった東部の交通インフラ・プロジェクト推進を指示。同省の域内総生産(GDP)は昨年、三兆元(四十五兆円)を突破して台湾を上回る見込みだが、南部の珠江デルタと開発が立ち遅れた東西北部との経済格差が問題化しており、早期解決策の一つとして打ち出したものだ。

 今月に入り、同省の深セン市書記には胡錦濤派の劉玉浦広東省副書記が就任。南部の要衝を掌握し、同省では汪書記主導で青共団出身の若手幹部三百十三人を実務訓練チームに入れて採用、省若手幹部として養成するプロジェクトを始動している。

 広東省以外でも胡氏の出身母体、共青団出身の劉奇葆前公正チワン族自治区書記が四川省書記に就任。北京市長にも胡錦濤派の郭金竜・前安徽省書記が就いた。胡錦濤派として昇進したのは、寧省党委書記に張文岳・前同委副書記、湖北省書記には羅清泉湖北省党委副書記、江蘇省書記には梁保華江蘇省副書記がそれぞれ昇格し、胡派の地方基盤拡大が着実に浸透している。

【中国の主な地方トップ人事】
◆発表済みの人事
安徽省党委書記 王金山(同省省長)
広東省党委書記 汪洋(重慶市党委書記)
重慶市党委書記 薄煕来(商務相)
遼寧省党委書記 張文岳(同省党委副書記)
上海市党委書記 兪正声(湖北省党委書記)
湖北省党委書記 羅清泉(同省党委副書記)
江蘇省党委書記 梁保華(同省党委副書記)
北京市長    郭金竜(安徽省党委書記)







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