中国企画記事 特選

2004年10月22日記

性教育ゼミでコンドーム使用 重慶大学
女子学生、驚いて教室から逃げる
 10月22日付の中国紙「華西都市報」によると、重慶市内にある重慶大学で二十一日、「性と健康の知識」という講座の公開ゼミが開かれ、コンドームの装着実演の最中、参加した女子学生五人全員が驚いて教室から出て行く一幕があった。

 同公開講座は重慶市赤十字病院生殖医学センターの李文正主任が講師となり、未熟な性知識しか持ち合わせていない中国の青少年に対して正しい性に関する知識を啓蒙するために開かれた。参加者は男子学生が約百人、女子学生がわずか五人で、参加した女子学生からは「こんなに女子の参加者が少なければ参加しなかったのに」と後悔する声も出た。

 講座では参加した学生全員にボールペンとコンドームが各一個ずつ無料で支給され、講義の最中、講師が模型を使ったコンドームの装着実演を行おうとすると、驚いた女子学生らは全員、教室から出るハプニングが起きた。

 同紙記者が参加した男子学生十一人と女子学生五人に対し、支給されたコンドームをどう使うかを質問したところ、男子学生らは「なくしてしまった同級生に渡す」と答え、女子学生らは「自分のボーイフレンドに渡す」と答えたという。

 北京性健康研究会が中国全土の大学生を対象に実施した性意識調査によると、七割以上の大学生が婚前同棲(せい)を「好ましいものではない」と捉えている一方、重慶市計画出産科学研究所の統計データによると、未成年者の「望まない妊娠」をする割合が三三・六%に増加している深刻な数字も挙がっている。(04年10月22日記、深川耕治)