香港企画記事速報
2004年6月21日記

7月1日の大規模デモ、予想は30万人参加 香港中文大学調査結果
6割が政治に不満 香港大学調査結果
 昨年に続き、香港返還記念日である七月一日に香港の民主派団体が準備している大規模な反政府デモ参加者数は、香港中文大学アジア太平洋研究所の事前調査予想によるとが三十万人前後となった。

 同調査結果によると、調査に答えた人の一四・〇%が七月一日のデモに「参加する」と答え、そのうち六三・六%が昨年の同デモ参加者だった。同調査は過去一年間に二度行われており、今回が三回目。デモ参加の意思がある人の割合は着実に増加傾向にある。

 今年の七月一日のデモ参加者数を同調査結果から予想すると、約三十万人で、今年のデモに参加する動機としては「〇七年の立法会議員普通選挙完全実施と〇八年の行政長官普通選挙完全実施を求めるため」が四四・八%でトップ。次に「民主改革を進めて政治が市民にもどってくるよう求めるため」が二九・一%、「香港行政長官の施政に不満」が一五・七%、「経済や高失業率への不満」が一一・九%、「人気ラジオ番組司会者辞任事件など言論の自由問題を訴えるため」一〇・四%の順となっている。

  一方、香港大学が今月初めに実施した最新世論調査結果によると、香港の政治環境に不満を持つ人が全体の六〇%を占め、最大関心事としては経済問題と答えた人が六三%、社会問題が二〇%、政治問題が一〇%の順となった。