中国企画記事 特選

2004年8月6日記

中国のハッカー、日台へ集中攻撃 中国系香港紙報道
 8月6日付の中国系香港紙「文匯報」によると、中国のハッカー一千九百人余りが結集して日本の靖国神社や官庁、台湾の政府機関など約二百カ所のウェブサイトを狙った大規模サイバー攻撃を開始した。

 結成されたハッカー組織はいくつかの強力なハッカーグループが共同戦線を張ったもので、中国本土だけでなく、香港、台湾、海外華人なども参加。参加したハッカーの話によると、過去五日間で日本と台湾の数十のウェブサイトでハッカー攻撃を成功させたとしている。同紙は、侵入した日本のウェブサイトにブッシュ米大統領が犬を連れて散歩している写真の犬を小泉首相の顔にすり替えて「釣魚島は中国のものだ」と書き込んだものを掲載(写真右)している。

 作戦コードネームを「中国黒客八一反撃戦」とし、「スキャン組(日本のウェブサイトのIPアドレス収集分析)」、「侵入組(日本の目標とするウェブサイトへの侵入、書き込み改ざん)」、「攻撃組(日本のホストコンピュータへ大きな負荷をかけるDDOS攻撃)」、「安全組(別のハッカーが中国のネットワークに侵入することを防止)」、「戦績統計組(収集した成果を統計で記録)」などに分かれて周到に準備。

 中国のハッカー集団がこれだけの大規模なハッカー攻撃を行った理由について、同紙は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有を主張する民間団体「中国民間保釣連合」のウェブサイトに七月二十五日、ハッカーが侵入して「釣魚島は日本領だ」と書き込み、会員資料が漏えいしたことへの報復としている。(04年8月6日記、深川耕治)