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2009年3月27日記 最新中国株情報 WINTRADE


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繁体字への復古運動が出現 中国
簡体字支持派と大論争に


 
中国中央テレビ(CCTV)が今年2月に放送したドキュメンタリー番組「漢字五千年」は漢字の起源を遡ってたずね求める内容として中南海(中国指導部)から高い評価と尊敬を受け、1ヶ月に3回連続放映された。同番組の総指揮を執った作家・麦天枢氏は「繁体字(正体字=日本における旧字体に相当)が最終的に簡体字(簡化字=1960年代に中華人民共和国で制定された簡略化された漢字の字体体系)に取って代わる」と予想。多くの全国政治協商会議(政協)委員らも3月の同会議期間、繰り返し繁体字の復古振興を呼びかける姿が目立った。(深川耕治=09年3月27日記)

 「漢字五千年」の番組企画、指導を行った麦氏は「漢字が誕生して3200年余り。繁体字こそ華人が使う文字であり、文化の根源」と確信。1980年代、気鋭の報道文学に取り組んだ作家でCCTVが制作したドキュメンタリー番組「大国崛起(くっき)」の企画スタッフでもある。

 政協委員で天津市僑連副主席の潘慶林氏は10年間をかけて簡体字を撤廃して繁体字を復活させる構想を提案。「簡体字は漢字本来の芸術性、科学性を損なっている」とし、「海外華人が結集する中華復興や両岸(中台)統一のためにもなる」と主張している。繁体字復活論の代表的学者である季羨林北京大学教授も「古文は繁体字で学習するしかない」と強調。

 しかし、ネット上では繁体字復活論には反対の声が多い。中国ポータルサイト大手の捜狐網が行った最新世論調査によると、繁体字復活支持は41%、反対は54%。簡体字廃棄派と簡体字擁護派の間で一大論争を巻き起こしている。簡体字擁護派の代表的人物である王立群河南大学教授は「秦の始皇帝が文字を統一して以降、文字の効能はコミュニケーション上、実用性のある簡略化が幅広く求められる」と主張している。

 




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