話題の人登場 2008年10月16日記(深川耕治)  最新中国株情報 WINTRADE

   



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中国富豪ランク1位になった黄光裕・国美電器主席

 上海在住の英国人公認会計士らが発表した〇八年の中国人長者番付「二〇〇八年胡潤百富」で番付トップに躍り出た。推定資産額は四百三十億元(約六千四百億円)で三度目の首位。香港上場会社の株三五%(時価総額二千百億円)と非上場会社の権益(一千五百億円)を保有する中国富豪の頂点に返り咲いて注目を集めている。

 二位は民営鉄鋼大手・日照鋼鉄集団の杜双華総裁(43)で推定資産額三百五十億元(五千二百五十億円)。三位は昨年トップだった不動産会社・碧桂園の女性執行役員である楊恵妍氏(27)。

 国美電器は中国最大の家電量販店で日本でいえばビックカメラやヤマダ電機のようなもの。全国三百都市に約一千三百のチェーン店を展開し、年間売り上げ額一千億元(一兆五千億円)以上を誇る中国の家電安売り王だ。本人は「このようなランクを追求していない。投資理念は家電販売と不動産投資の互助にある」と話す。

 広東省汕頭(スワトウ)の貧農の次男として生まれ育ち、兄(俊欽)と共に内モンゴル自治区に出稼ぎに行くが、商品転売の違法行為で兄弟一緒に拘束され、私財を没収された苦い経験を持つ。

 八七年に再出発し、北京市前門で家電製品を販売する小さな店を構え、国内メーカーとの直接売買契約を結んで仕入れ価格を抑え、消費者に低価格を提供し、急速にシェアを広げていった。九二年には北京市内でチェーン展開し、企業名も国美電器に統一。兄の俊欽氏は不動産会社・新恒基集団を設立し、経営を多角化し、中国鵬潤集団の傘下に国美電器や不動産、投資関連企業を置いて香港にも一部上場した。

 〇三年の米経済誌フォーブスの中国富豪ランクでは二十七位に入り、急成長。現在では社員数四万人を超える大企業のトップ。三十九歳。(深川耕治=08年10月16日記)


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