中国企画記事 特選

2004年7月21日記

蒋彦永医師、49日ぶり釈放 中国

二十一日付の香港各紙は、二月末、天安門事件の再評価を求める書簡を党指導部に送ったとされる中国人民解放軍三〇一病院の元外科主任医師・蒋彦永氏(73)が六月一日から中国公安当局に拘束されて消息不明になっていた問題で、蒋氏は十九日、四十九日ぶりで釈放され、自宅にもどった、と報じた。

 香港紙「明報」が伝える蒋氏の息子・蒋青氏の話によると、当局に拘束された蒋彦永氏は健康状態は良好で体重も増えているという。
 蒋氏は北京の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)感染状況を中国政府が過小報告している実態を実名で内部告発し、一躍、英雄扱いされたが、ロイター電によると、当局に身柄を拘束された後、強制的に「学習会」に出席させられ、思想改造を余儀なくされたことで釈放に至ったとしている。