話題の人登場 2012年10月1日記(深川耕治)

   



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台湾駐米代表に任命された馬英九総統の懐刀、金溥聡氏

 
9月20日、台湾の駐米代表に抜擢される人事発表が行われ、袁健生氏に替わり、10月下旬に正式着任予定だ。

 馬英九政権樹立の影の選挙参謀で、馬総統の腹心中の腹心。馬政権の1期4年間は「政府に入ることも入閣することもしない」と宣言し、台湾言論界では「金小刀」と呼ばれる。

 馬政権二期目で馬総統が重視する対米交渉の要であるポストに就任することを受託した理由について「妻の承諾が大きい。米国では週末、仕事をする人が少ないので家庭生活ができると説得し、家族で一緒に行くことを認めてくれた」と台湾メディアに語っている。

 また「与党の支持率がここ8ヶ月、低迷しているが、米NBAで言えば第一セットで負けると思うのは早すぎる。私自身も再び崖っぷちに立った心境だが、党と政府が協調し、野党は反対のための反対をすることを止めてほしい」と訴える。

 1956年8月、台湾台南市生まれ。清朝を打ち立てた満族(女真族)の家系で父親は空軍士官学校の歴史教師や成功大学歴史研究所教授を務め、母方は四川省出身。国立政治大学新聞系を卒業後、中国国民党に入党し、党の奨学金で訪米。政治大学新聞系副教授となり、台北市副市長、国民党秘書長を歴任。

今年1月の総統選では選対委員長として馬英九再選の参謀として辣腕を発揮した。同5月、国民党国際事務センター主席顧問となり、同9月、駐米代表に任命された。トライアスロン大会に何度も挑む。前妻との間に一男。99年、台湾のテレビ局キャスターだった周慧?さんと再婚し、一男一女がいる。



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