台湾企画記事
2004年8月23日記

立法院の定数半減 台湾立法院
改憲案可決、憲法改正は住民投票主導に
 台湾からの報道によると、台湾立法院(国会)は8月23日、議席を定数二二五議席から一一三議席に半減して選出方法を小選挙区比例代表制に改める憲法改正案を可決した。

 陳政権樹立以来初めてとなる憲法改正では国民党政権時代の大陸統治を前提にした規定を改め、憲法改正の最終権限を現行の中華民国憲法に基づく憲法修正機関である国民大会から住民投票に移行することを中軸とする内容となっている。

 同改正案は立法委員(議員)の四分の三が出席する立法院では四分の三の賛成で改正案が提起可能となり、住民投票で過半数となれば憲法改正の手続きが可能となる。独立色が強まりつつある現政権では、中国が「台湾独立」と判断する「国号」問題などを変更する憲法改正がより実施しやすい環境となった。

 また、同案では、立法委員の任期を〇七年の選挙から現行の三年を四年に延長し、定数二二五議席を一一三議席に半減。うち七三議席を小選挙区にあて、残り四十議席を比例代表で選ぶ形式に変更する。実質的権限を失った国民大会を来夏までに開き、正式な憲法改正を行う見通し。(04年8月23日記、深川耕治)