台湾関連情報  2008年3月22日記  最新中国株情報 WINTRADE


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「権力乱用、許されない」 当選した馬英九氏
記者会見で懸念打ち消す


 3月22日、台湾総統選挙で当選が確定した馬英九氏は国民党中央本部で記者会見(写真=深川耕治撮影)し、海外記者から与野党の権力バランスが失われることを憂慮する質問が相次いだことに対し、「総統は権力バランスを利用することなく、一定の影響力を保つだけだ。政権奪還は(執政党)責任のスタートであり、権力乱用の開始ではなく、違法な権力乱用による腐敗は断じて許されない」と語った。

 馬氏は同日夜、副総統に当選した蕭万長氏と共に党本部入りし、呉伯雄党主席や呉敦義秘書長ら党幹部の出迎えを受け、「馬英九総統」との掛け声を受けながら八年ぶりに政権奪還した喜びを党員らと分かち合った。

 今選挙最大の実務責任者として党内だけでなく親民党、新党などとの連携を仕切った呉伯雄主席は「わが党は執政党としてこれまで以上に重大な責任を負う覚悟だ。一党独裁の心持ちはなく、人民を最大優先することを保証する」と民進党陣営の選挙戦期間からの懸念をかわした。

 また、馬英九氏は「台湾は東洋のスイスであっても、東洋のキューバではない。蕭万長氏と私は無私の心で全身全霊を注いで国家のために奮闘する覚悟だ」と国民党の反共路線が一貫していることを強調、国民党が掌握することになる総統府と行政院(内閣)、立法院(国会)の関係について「人々の期待に合致するよう呉伯雄氏が支えてくれるよう信頼している」と話した。

 馬氏はまた「総統とは国会運営の権力バランスを牛耳るのではなく、一定の影響力を用いるのであって公約通り、人々の期待に合致するものにする」「国民党は八年間、辛酸をなめ、政権奪回は(執政)責任の始まりであり、権力乱用の始まりではない。違法な権力乱用腐敗は断じて許されず、必ず強力に排除する」と説明した。

 一方、敗北した民進党の謝長廷氏と蘇貞昌氏あ選対本部の支持者の前で謝辞を述べ、謝氏は「台湾人民が選挙で出した敗北の事実を受け入れる。馬英九氏と蕭万長氏が正副総統に当選したことを心から祝福したい」と敗北宣言。「結果は私個人の挫折であり、台湾主体性の退化や民主化の失敗ではない。選挙結果を冷静に受け止め、再び政治抗争にすることなく選挙の傷跡を迅速に修復してほしい」と選挙での与野党の中傷合戦に禍根を残さないよう支持者に訴えかけた。

 地域別の投票結果を見ると、民進党が中南部の雲林県、嘉義県、台南県、高雄県、屏東県だけで辛勝し、民進党の伝統的地盤だった嘉義市、台南市、高雄市でいずれも国民党の得票率が勝り、南部の支持基盤が盤石だと見られていた民進党の弱体化が目立った。(深川耕治=08年3月22日記)

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