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2008年1月28日記 最新中国株情報 WINTRADE


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汚職高官、愛人問題が深刻化 中国
シノペック前会長は最大規模


 中国では愛人を囲いながら汚職に手を染める腐敗幹部の存在が深刻化している。中国三大石油会社の一つ、中国石油化工(シノペック)の陳同海前会長は総額三億元(四十五億円)の収賄で中国共産党から党籍はく奪処分を受け、香港紙の報道では「新中国建国以来最大規模の汚職」と表現するほどだ。(深川耕治=08年1月28日記)


 党中央規律検査委の決定で08年1月25日、党の処分としては最も厳しい党籍・全職はく奪処分(除名)となった陳同海前会長(60)(写真左)は寧波市長、国家発展計画委副主任などを経てアジア最大の製油企業である北京のシノペック会長を歴任していた。父親は陳偉達元天津市委書記(元党中央政法委副書記)で、本人はいわゆる太子党(党幹部子弟)だ。

 新華社電によると、07年6月、陳氏は中央規律検査委から規律違反の取り調べを受け始め、シノペック副社長、会長時代の職権乱用、愛人を利用した巨額収賄容疑が確定し、裏付けられたという。

 中国誌「財経」や香港誌などによると、愛人は昆明出身の李薇と名乗る女性(44)(写真右)で陳同海氏と関係を持った後、シノペックの製油所関連施設が山東省青島市にあることから同市トップの杜世成前青島党委書記を紹介され、杜氏とも「公共情婦(共通の愛人)」となり、北京五輪のヨット競技施設会場となった青島の商業開発など不動産業界に深く入って利権を得ていた。

 李薇氏は陳前会長と共謀してシノペックの資金を悪用して香港や深セン(土ヘンに川)、海外に多数の企業を立ち上げ、自らの親族に新規企業の経営を委託させていたが、規律検査委の調査後、昨年末に逮捕された。他にも金人慶元財政相や羅永明元青島副市長など十数人の党幹部と関係を持ちながら汚職を蔓延させていた「公共情婦」だったことも海外メディアから盛んに報じられていた。1月26日付の香港紙「明報」によると、陳同海氏がわいろで得た不正収入は総額3億元(45億円)で「新中国建国以来最大規模の汚職」と報じている。

 新華社電によると、党・政府幹部の大部分の「腐敗分子」には愛人が存在し、愛人問題だけでなく、賭博、マネーロンダリング(資金洗浄)と関係する汚職幹部の存在が深刻化。2002年11月の第16回党大会以降の約5年間に汚職事件で刑事責任を追及された高官16人のうち14人が愛人を囲い、とくに不動産開発が腐敗の温床となっている。

 このうち陳良宇元上海市党委書記、劉志華元北京副市長らに愛人がいたほか、邱暁華前国家統計局長は愛人との間に子供までいる「重婚」。李宝金前天津市人民検察院検察長、杜世成前青島市党委書記ら10人は不動産業者との交流から汚職に手を染めた。








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