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2009年2月16日記 最新中国株情報 WINTRADE


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広州の靴工場閉鎖でデモ 中国
工場が売りに出され不満爆発


 
中国広東省広州市内の靴工場で2月16日午前、突然工場が閉鎖したことに不満を抱いた数百人の従業員らが抗議デモを行い、警官隊が厳戒態勢で対応に追われて交通が一時混乱した。(深川耕治=09年2月16日記)


2月16日、広東省広州市内の靴工場で従業員らが突然閉鎖を知らされ、デモ抗議を行って交通にも混乱が生じた現場=広州のニュースサイト「大洋網」の写真画面より
 中国紙「広州日報」系のニュースサイト「大洋網」によると、16日午前9時半(日本時間同10時半)ごろ、同市内の広州日報印刷サービスセンター付近にある靴製造工場で同工場が突然閉鎖したことに不満を抱いた従業員数百人が抗議デモを行った。通報を受けた地元公安当局は警官隊を動員して警戒線を張り、デモに参加している従業員らに工場エリアから家路につくよう説得。しかし、工場正門付近で一部の従業員らが激高してもみ合いとなり、工場内への出入り規制解除を求めている。

 同工場経営陣は春節(旧正月=今年は1月26日)休み後も仕事はあると約束し、従業員らは春節期間、帰省した後、再び工場に戻って見ると、工場を売りに出す看板が張られ、工場が閉鎖されたことに気づいたという。従業員らは「騙された」と口々に怒り、デモ抗議を展開した。今後、同様のデモが各地で頻発する可能性があり、地方政府の対応次第では治安悪化を招きかねない状況だ。

 中国政府の発表では世界経済の悪化で農民工(出稼ぎ農民)約2000万人が失業したと推計され、就職難が深刻化。米国輸出型企業が集中して世界金融危機の悪影響が広がる広東省では企業倒産や経営者の夜逃げが急増し、春節後に地方から同省に戻る農民工は約970万人でそのうち約260万人が失業状態と推計されている。

 四川省成都や浙江省杭州では限定的な消費券発給を実施し、広東省でも消費券による経済効果の検討に入り、低所得者層の不満軽減策を重視している。広東省人民大会代表の廬永霖広州白雲空港集団党委書記は2月14日、世界金融危機で工場閉鎖が急増する同省の最低賃金基準見直しを討論会で提唱、「できるだけ多くの人々が就職できることが先決。最低賃金基準は市場が決定すべき問題だ」と述べ、同省が農民工の暴動危機回避へどう舵取りするか注目されている。


 




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