話題の人登場 2011年8月4日記(深川耕治)

   



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日本で初ライブした客家出身の台湾ロック歌手、林生祥さん

日本で初ライブした客家出身の台湾ロック歌手、林生祥さん 東洋のユダヤ民族とも言われる客家出身。自分の故郷を客家語で歌う姿は、不思議な懐かしさを感じる人が多い。

 先月末、新潟県湯沢町で行われたフジロックフェスティバルに招かれて初出演。「南方」、「細妹?看(ほら、おねえちゃん)」、「譲我跟(いっしょに行かせて)」、「野生」、「大地書房」などの客家歌謡を披露した。

 カントリーミュージック風というか、客家の伝統音楽をロック調にした独自の曲想がギターや中国の古楽器「月琴」を弾きながら歌うことで自然豊かな田園風景を想起させる懐かしい音調に仕上がった。

 フジロックフェスでは英語と日本語を交えて歌詞の内容や曲を作った経緯を紹介。ステージには、長年、「生祥与楽団」でバンドを組んでいたギターの大竹研さん、ベースの早川徹さんも登場した。

日本で初ライブした客家出身の台湾ロック歌手、林生祥さん フジロックを終え、「大雨に遭っても清潔好きで秩序正しい日本人の国民性に感動した」「控え目な日本人でもライブでは熱くなるのがよく分かった」と話す。

 1日、東京・渋谷のライブハウスで初ライブ。「新潟から東京へ来る車窓で日本の山や森林はとても美しかった。どんなことがあっても、次世代のためにがんばって下さい」と東日本大震災や原発事故で苦しむ日本人にエールを送る。

 1971年、台湾南部の高雄市美濃生まれ。幼少期から客家や台湾の民族音楽を学び、88年に台南に移り住み、高校時代からギターを弾き始める。91年、台湾の淡江大学交通管理学系に入学。92年、第10回大学歌唱大会で最優秀作詞賞を受賞し、97年から本格的な音楽の創作活動を開始。40歳。



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