台湾関連情報  2008年3月22日記  最新中国株情報 WINTRADE


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【馬英九氏の横顔】
親米、対中融和の実務派
中南部滞在で信頼得る


 1950年7月13日、香港・九龍の広華病院で出生。原籍は湖南省衡山県。台湾大学法律学部卒。米ニューヨーク大学で法学修士号、ハーバード大学で法学博士号を取得。故・蒋経国国民党主席の英語通訳を務めた後、大陸委員会副主任委員、法務部長(法務大臣に相当)を歴任。1998年、台北市長に初当選し、2002年に再選。2005年、国民党主席を兼任したが、2007年2月、台北市特別経費問題で辞任と同時に総統選に立候補表明。初当選を果たした。

 外省人(戦後、台湾に移り住んだ人々)2世の米国留学組エリートで父・馬鶴凌氏(故人)も国民党員。李登輝総統時代から本省人(戦前から台湾に住んでいる人や子孫)が党内で台頭し、本人は外省人の中でも非主流派に置かれていたが、端正な風貌と清廉なイメージから女性層を中心に高い人気を得て次期指導者候補として待望されていた。

 米国通で米国政府とのパイプもあり、対米関係は今後、改善されるとの期待が強い。対中関係は国民党の伝統的な統一を目指す一方、反共路線は不変。天安門事件の追悼も毎年行い、中国共産党とは距離を置きながら「終極統一」を目指す。学生時代からの「釣魚島(日本名・尖閣諸島)奪還」を主張、今後の対日関係は不透明な部分も残る。

 総統候補になって以来、側近の提案を受入、「ロングステイ」という名前で台湾各地、とくに台湾中南部の農村などをホームステイしながら台北で勤務するなど、中南部の本省人(戦前から台湾に住む人々)の民情に触れ、台湾語もマスターして演説でも話す回数が増えた。周美青夫人との間に二女(長女・馬唯中、次女・馬元中)。娘は二人とも米国留学中。57歳。(写真と文・深川耕治=08年3月22日記)


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