中国関連記事 特選

2009年3月1日記 最新中国株情報 WINTRADE


  • 見出し一覧(戻る)
  • 香港情報
  • 台湾情報
  • マカオ情報
  • 中国指導者 WHO'S WHO








ラマ僧焼身抗議への警官銃撃報じず 中国政府
海外メディアは発砲証言報道 四川省アバ県
警官発砲の3発中1発が命中か


 
中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で2月27日午後、チベット仏教寺院キルティ・ゴンパ(格爾登寺)から出てきた僧衣を着た男性が焼身自殺を図った事件をめぐり、中国国営・新華社通信は焼身自殺による抗議が発生したことは報じたが、男性の抗議に対して武装警官が発砲したとの海外通信社の報道については事実関係を一切報じず、自殺を図った理由についても沈黙している。(深川耕治=09年3月1日記)


 
新華社通信によると、男性はチベット寺院から徒歩で市街地へ向かう途中、焼身自殺を試み、現場に急行した警官が消火して病院へ搬送した。男性は頭頸部に火傷を負い、病院で治療を受けている。同通信は男性がラマ僧であることと焼身自殺を図った因果関係や警官が発砲したかどうかについて一切報じていない。

 AFP通信が伝える現地住民女性の話では「間違いなく警官が男性に発砲した」と断じており、「これ以上多くを話せない。私の電話は(当局に)盗聴されている」と詳細を説明できない緊迫した厳しい監視下の環境にあるとしている。事件発生直後、周辺には武器を所持した多数の警官が巡視しているという。

 チベット独立支援団体によると、2月27日午前、キルティ・ゴンパでラマ僧1000人が祈願法要を行おうとしたところ、寺院の管理委員会は当局からの懲罰を恐れて法要取り消しを要求し、大多数の僧侶が年長の僧侶の説得で法要を諦めたが、20代の若いラマ僧一人が突然寺院を飛び出し、市街地へ向かって移動し、抗議準備をしたという。

 ラマ僧は同日午後1時(日本時間同2時)ごろ、市場の交差点で突然、自家製のチベット民族旗「雪山獅子旗」を取り出し、チベット仏教の精神的指導者であるダライ・ラマ14世の写真を掲げて抗議。その直後、自ら袈裟にガソリンをかけ、点火して大声をあげて走り回った。目撃者情報によると、現地公安当局は焼身自殺を図ったラマ僧に3発の銃弾を浴びせ、少なくとも1発は命中したとしている。

 四川省アバ県のチベット寺院キルティ・ゴンパは同県北西部に位置し、130年以上の歴史を持つアバ県最大のチベット仏教格魯派(ゲルク派)の寺院。1000人以上のラマ僧が寺院内で生活している。3月5日の北京・人民大会堂で行われる全国人民代表大会(全人代=国会)開幕後、3月10日はダライ・ラマ14世がインドに亡命して50周年を迎える。昨年3月14日にはチベット自治区ラサで大規模暴動が発生していることからチベット族が多く住む地域では当局の厳しい監視と警備体制強化が続きそうだ。

 




最新中国株情報 WINTRADE

日本に居ながら、中国IPOを100%ゲットする方法