中国企画記事 特選
2004年6月19日記

SARS抗原の診断法を初開発 中国広東省の軍医大
感染有無の簡易検査が可能 一回1300円程度
 中国の第一軍医大学珠江病院の研究チームはこのほど、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)のウイルス抗原診断法を開発し、SARSに感染しているかどうかを廉価に簡易検査する方法として近日中に中国政府の新薬証書や精算許可も得られる予定になっている。

 同検査薬を使えば、一人当たり一回の検査が約百元(一千三百円)程度で早期の感染有無診断結果が可能となる。検査薬の特徴としては、SARS感染者が発熱時から一日−十日の体内にあるSARSウイルス抗原について約九割の確率で感染有無を診断できる。正式な製造、販売の許可が出れば広東省と北京の二企業の共同生産でSARS感染診断薬として販売される見込みだ。(2004年6月19日記)