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2008年2月2日記 最新中国株情報 WINTRADE


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人民解放軍が広州駅に進駐 中国
雪害での帰省客混乱、収拾へ


 中国中南部を襲った50年ぶりの寒波と雪害被害の混乱をめぐり、中国の中央軍事委員会は春節(旧正月=今年は2月7日)の帰省ラッシュで40万人近い帰省客が待機する広州駅に人民解放軍兵士1500人を2月1日から進駐させている。(深川耕治=08年2月2日記)


 中国政府は2月1日の記者会見で1月10日からの豪雪による被害は国内十九省・市で60人が死亡、100万世帯を越える家屋が被災し、537億9000万元(約8069億円)の経済損失が出たと発表。とくに石炭輸送が遮断されたことで火力発電所の電力不足による停電が深刻化する湖北省、貴州省、広西チワン族自治区、江西省、安徽省が重災区で、1月25日から31日にかけて鉄道不通による待機客は580万人を超え、史上空前の損失規模になったとしている。

 とくに一年に一度の家族との再会を待ちこがれる出稼ぎ労働者(農民工)(写真左)が南部で集中して帰省を開始する広州駅は30日には60万人以上が駅で足止めされ、警備する警官隊と不満が収まらない帰省客らが小競り合いになったり、将棋倒しになるトラブルが多発。香港のテレビ局が現場映像を流すなど、一触即発の事態となっていた。

 危機感を強めた政府は温家宝首相を湖南省長沙(1月29日)、広東省広州(1月30日)に急派し、復旧に全力を注いでいることを拡声器で伝え、帰省客を励ますなど、親民路線で帰省客への不満解消に神経を使った。1月31日、胡錦濤国家主席は山西省大同と河北省秦皇島の炭鉱を視察。地下400bの採掘現場で労働者を激励する姿が中国中央テレビで放送された。

 雪害で鉄道網が寸断され、国内電力の約八割が鉄道輸送による石炭依存であることから、火力発電所の発電力激減で日系メーカーを含め、各地の工場は一時停止を迫られて電力不足に直面。親民路線で党指導部の求心力を保持したい党指導部は出稼ぎ労働者を中心とした帰省客の不満や電力不足による暴動防止に腐心せざるを得ない状況だ。

 中央軍事委は人民解放軍と武装警察隊を2日午前零時現在でのべ30万6000人動員して雪害救済へ派遣。そのほか、民兵予備役と含めるとのべ107万人を動員し、春節帰省の交通混乱と石炭輸送遮断による電力不足が深刻化する各地に急派させている。






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