話題の人登場 2010年2月17日記(深川耕治)  最新中国株情報 WINTRADE

   



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バンクーバー五輪のフィギュアペアで金メダルを獲得した申雪選手

 電光掲示板で金メダルが決まった瞬間、夫の趙宏博選手(37)が「ありがとう。とても良かったよ」と耳打ち。五輪4度目となる最強の中国ペアがロシアの連覇を「12」で止めた瞬間だった。

 05年8月、長年ペアを組んでいた趙宏博選手が練習中にアキレス腱を痛め、鍼灸での治療の毎日。それでもなお頂点を目指し、07年の世界選手権で3度目の優勝を飾った。演技の最後に趙選手が本人に求婚し、引退。プロポーズを受けた時、本人は意味が分からず、返事しなかった。大会後の車上で再び求婚され、ようやく受け入れたという逸話も。

 当時、趙選手は「薄くなってきた髪の毛がまだ残っていたら復帰する」と苦笑していたが、2シーズンのアイスショー活動の後、本当に09年5月から復帰し、真の五輪チャンピョンに。一時引退していた期間、本人は競技用の3回転ジャンプを繰り返し練習。それを見ていた夫の趙選手は「夫婦に必要なのは五輪の金」と再度、金メダル獲得を決意した。

 5歳の年の差があるペアは、長年息のあった阿吽(あうん)の呼吸がさらに精度を上げ、夫婦の強い心の絆で芸術性の深みを増した。バンクーバー五輪に向け、英国ソプラノ歌手サラ・ブライトマンの曲をテーマにどのように演技表現するかでは夫婦で激しい討論もあったが、すべてメダル獲得への執念からだった。

 「獲得したメダルは大勢の人々が支えてくれた賜物であり、中国チームのもの」と話し、東北地方生まれのはっきりした口調が印象的だ。

 1978年11月13日、中国ハルピン生まれ。92年に同じハルピン出身の趙宏博選手とペアを組み、93年に国内選手権初優勝。長野五輪で5位、ソルトレイクシティ五輪3位、トリノ五輪3位の後、一時引退したが、同じペアで復活し、バンクーバー五輪で中国初となるフィギュアペア金メダルを獲得した。中国では「四朝元老(五輪4度目のベテランペア)」と表され、「金メダルの圧力が凄かったけど、夢を達成した」と破顔一笑。



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