現地紙で読む最新情報
 2004年2月17日速報

◆香港のKCR沙中線、コーズウェイベイ北駅を計画(香港紙「明報」2月17日付)
 香港の九広鉄路公司(KCRC)は2月16日、沙田―中環(セントラル)間に敷設する新線に「銅鑼湾(コーズウェイベイ)北駅」を増設する案を新たに発表した。紅●(ホンハム)駅から海底トンネルを抜けた後、湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで停車する計画だった。新案で建設する場合にはグロセスターロードの9車線を5年にわたって封鎖する必要があり、ヌーンデーガン、警官倶楽部などが移転を余儀なくされるという。この新線は早ければ2011年に開通する。
●=石へんに勘

◆教育産業のベネッセ、香港に拠点(香港各紙2月17日付)
 日本の教育産業大手、ベネッセコーポレーションは香港法人「貝楽思(ベネッセ)香港」を開設し、16日にオープニングセレモニーを開いた。同社は広東省深セン、上海市にも事務所を置き、世界で350万人の会員を擁する通信教育事業の教材に使用する資材調達を中国本土で行うほか、また本土における同事業の展開に向けた情報収集に当たる。

◆香港行政長官との面会要求、ガードマン殴られる(香港紙「明報」2月14日付)
 13日、「董建華行政長官に面会したい」と香港政府本庁舎を訪れた26歳の男性がガードマンと争う騒ぎがあった。同日午前9時20分ごろ、ガードマンが「行政長官は会議中である」との理由で入館を拒否したところ、男性は激情して「董長官はどこだ? 曽蔭権(ドナルド・ツァン)政務長官はどこだ?」と叫びながら入館しようとし、ガードマン1人を殴って負傷させた。取り押さえられた男性は警察に身柄を拘束された。この男性は最近1カ月内に5度、本庁舎を訪れており、「董長官に香港の管理の仕方を教える」と話していたという。

◆香港と中国本土のカップルは3組に1組(香港紙「東方日報」2月17日付)
 香港出入境管理局によると、香港居住者と中国本土籍者の婚姻登録件数が2003年、1万1614組に上った。前年比約1.3倍増で、2000年の3.2倍となった。昨年手続きを行ったカップルのうち3組に1組が香港居住者と中国本土籍者の組み合わせとなる。また、過去3カ月に香港で婚姻手続きを行った中国本土籍のカップルも8組に上り、そのうち1組は「国際的な香港で婚姻手続きを行うことがとても意義深い」と語っている。

◆香港警察、180万ドル相当の大麻の花を押収 (香港紙「星島日報」2月16日付)
 香港警察は先ごろ長沙湾で車両の検問を行い、1台の乗用車から180万香港ドル(1香港ドル=15円)相当の乾燥した大麻の花6キロ240グラムを押収した。大麻の花が香港で押収されたのはこれが初めて。大麻の花はその葉やくきよりも4倍も強い毒性を持ち、少量でも人体に与える害は大きいといわれる。警察ではこの乗用車を運転していた34歳の男性を逮捕し、入手ルートなどを調査中だという。

◆広州の平均個人所得税、初の1000元突破(中国系香港紙「大公報」2月16日付)
 中国広東省の省都・広州市では昨年、1人当たりの個人所得税納付額が初めて1000元を突破した。同市の国税、地方税合わせた昨年の個人所得税徴税額は前年比約15%増の73億7600万元に上った。同市の戸籍人口が720万人であることから、1人当たり平均では1024元となる。同市の昨年の1人当たり平均給与所得は2万7500元余りで、前年比8.9%増だった。

◆広東省陽江市、原発建設で広東省の主要電力基地に(中国系香港紙「大公報」2月15日付)
 中国広東省陽江市の林少春・代理市長は2月14日、広東省人民代表大会(省議会)で、推進中の発電所建設プロジェクトが完了すれば同市が広東省の主要エネルギー基地になると述べた。同市で現在進められている主な発電所建設プロジェクトは陽江原子力発電所のほか、水力、火力、風力の4件。投資総額は1300億元余りで、完成すれば1500万キロワット時の出力となり、広東省全体の3分の1を占めることになる。4件のプロジェクトが完成すれば広東省西部の電力不足が解消される見通しだ。