現地紙で読む最新情報

2004年2月19日記


◆香港立法会、トンネルなど債券化決まる(香港各紙2月19日付)
 18日、香港立法会(議会)では、政府が保有する資産のうちトンネル5カ所と橋りょう1カ所の資産を債券化する条例案が通過した。2003/04年度予算案で提案されていた政府資産210億ドル相当債券化の一貫で、これにより40/05年度には60億ドル以上の収入が期待できるという。対象となるのはアバディーントンネル、海底トンネル、獅子山トンネル、城門トンネル、将軍澳トンネル、青馬幹線(青馬大橋〜馬湾高架道路〜汲水門大橋)。 

◆引退した競争馬、街へ逃走(香港紙「明報」2月18日付)
 香港の元朗(ユンロン)大生囲で19日、馬術学校所有の競争馬が逃げ出す事故が起きた。この馬は元「勇霸一方(Noble Charge)」(7歳オス)。2000年から25レースに出場し、優勝1回、2位1回の成績を上げて02年10月に引退した。現在は「Mocha」と改名し、泰園馬術学校が所有している。同日朝、会員が訓練のため連れ出そうとしたところ突然綱を振りほどき、高さ3フィートのさくを飛び越えて逃走したという。約500メートル離れたマンションの近くを歩いていたのをガードマンが見つけて香港警察に通報。その後、追跡してきた調教師が連れて帰った。同校は二十余年の歴史があり、Mochaのほかにも「礼儀之星」「赤兎駒」「建築之星」ら引退した競走馬を所有しているという。

◆香港警察、ホテルの駐車場でも大麻の花を押収(香港紙「星島日報」2月19日付)
 香港警察は14日、沙田(シャーティン)のホテルの駐車場で乗用車から大麻の花約800グラム(400万ドル相当)とドラッグ「揺頭丸」3万7000粒(362万ドル相当)を押収し、関係者とみられる男性5人を逮捕した。大麻の花は「欧米で比較的流行している」といわれるが、香港では先ごろ長沙湾で車両の検問を行った際に初めて発見された。花は葉やくきよりも毒性が4倍強く、値段もその14倍と高いといわれることから警察では「富裕層や外国人向けに流通している可能性が高い」とみている。

◆ハリウッド映画、香港で撮影(香港紙「東方日報」2月18日付)
 ハリウッドスターのミラ・ジョヴォヴィッチが主演する新作映画「Ultraviolet(原題:ウルトラバイオレット)」の撮影が香港で行われている。約3億香港ドル相当を費す同作は人間と吸血鬼や戦う近未来を想定にしたアクション映画。約4分の3のシーンを香港で撮影する予定。撮影に伴い2億ドルの収入が香港にもたらされるといわれている。『ジャンヌ・ダルク』や『バイオ・ハザード』などでも主演を務めた人気女優のミラは、忙しい撮影の合間を縫って香港でショッピングも楽しんでいるという。

◆広東省の非定住人口、全国の3分の1占める(中国系香港紙「香港商報」2月18日付)
 広東省では現在、出稼ぎ労働者などの非定住人口が2130万人余りに上り、全国の非定住人口の3分の1を占めている。これは広州市で行われて非定住人口の治安管理に関する会議で明らかにされたもの。広東省の非定住人口は北京市、上海市、江蘇省、浙江省の4地域の合計よりも40万人も多く、全国ではトップとなっている。広東省では過去10年、居住期間が半年以上の非定住人口は毎年100万人余りの割合で増えている。 

◆広州の香港城、買い物客は1日3万人以上(中国系香港紙「大公報」2月18日付)
 香港と中国本土のより緊密な経済・貿易関係に向けた協定(CEPA)の締結を受けて、全国で初めて設置されたゼロ関税の香港製品を専門に販売する広州の「香港城」が活況を呈している。同市北京路で1月15日にオープンした香港城は、1日当たり少なくとも3万〜4万人の買い物客が訪れ、多いときは10万人に上っている。売り場面積は1300平方メートル余りで、化粧品、衣類、アクセサリーなど109軒の店舗が入居している。

◆S&P、中国の格付けを引き上げ(2月18日の香港TV局「香港電台(RTHK)」ニュースより)
 国際格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は18日、中国の外貨建て長期格付けを「BBB」から「BBB+」に引き上げた。これに合わせて華能国際電力の同格付けを「BBB」から「BBB+」に引き上げた。構造改革が成果を上げ、税収基盤が拡大して財政支出への圧力が緩んだことが見直しの理由という。また、中国の短期格付けは「A―2」に1ランク引き上げられた。