現地紙で読む最新情報

2004年3月2日記

◆WHO専門家「鳥の一括処理、現段階で必要ない」(3月1日の香港電台「RTHK」ニュース)
 香港大学医学院は3月1日、世界保健機関(WHO)との共催で動物インフルエンザに関する研修会を開いた。によると、講義を行ったWHOの専門家、ロバート・ウェブスター博士は「香港では感染のケースが出ておらず、中央加工場を設置して活鳥を一括処理することは現段階で必要ない」との考えを述べた。ウェブスター博士はまた、中国本土の状況を考慮し、本土産の活鳥輸入を6カ月停止するとの方針に賛同した。

◆香港の財政赤字452億香港ドルに改善(香港紙「明報」2月29日付)
 特区政府は2月28日、2004年1月31日現在の財政状況を明らかにした。04/03年度の経常赤字は前回発表(03年12月現在)の約710億香港ドル(1香港ドル=約15円)から452億香港ドルに改善された。政府スポークスマンはその理由として、所得税や法人税として多額の収入が計上されたことを挙げている。「多くの学者やエコノミストが、今年度の財政赤字は600億香港ドル程度で、政府予測の780香港億ドル(プラス・マイナス50億香港ドル)を下回るとみている」と報じた。

◆香港の天気、今週は崩れて寒さ戻る(香港紙「星島日報」3月1日付)
 今週は天気が崩れ、寒い一週間となりそうだ。香港天文台によると、1日夜から広東省一帯を寒気が覆い、華南地域は気温の低い、ぐずついた空模様となる。2日の最低気温は摂氏15度、最高気温は20度で予報は雨。3、4日は曇りのち雨で、最低気温は14度、最高気温はそれぞれ17度と18度で肌寒く、週末も15〜19度と気温はあまり上がらない見通しだ。また一部地域で最低気温が13度まで下がることが予測されるため、天文台では保温に気を配るよう市民に呼び掛けている。

◆鳥インフルエンザでショウガが高騰 香港・マカオ(香港紙「明報」2月28日付)
 香港・マカオで生ショウガの価格が高騰している。卸売価格はこの一週間で1斤(約600グラム)当たり3〜5香港ドル(1香港ドル=約15円)から約3倍の10〜12香港ドルに跳ね上がった。これに伴い小売価格も13〜15香港ドルまで値上がりしたという。マカオでは小売価格2.5〜3香港ドルから10〜12香港ドルに上がった。漁農自然護理署の黎国仁氏は、中国本土からの入荷が減ったためと説明。業界筋では日本や韓国が不作となった影響で中国江西省チワン族自治区などの生産地に買い付けが集中していることに加え、生ショウガをえさに混ぜて与えると鳥インフルエンザが予防できるといううわさが出たため、中国本土でショウガの需要が高まっているのが価格高騰の原因とみている。

◆香港エアポートエクスプレスの盗難が増加(香港紙「東方日報」3月1日付)
 香港警察署によるとMTRエアポートエクスプレスの沿線で昨年起こった盗難事件数が18件に上り、そのうち3件は車両内で発生したことが分かった。昨年、同沿線上で起こった荷物消失による通報30件のうち、盗難と思われるももが18件に上った。被害者の多くは荷物を座席から離れたところに放置しているときに消失している。また、今年に入って2月末までに車両内で行った盗難事件がすでに2件に上っている。このほか、昨年起こった飛行場内での盗難事件数は、94件に上り、逮捕された人の10%は中国本土出身者で日本人観光客や高齢者を狙ったものが多かった。

◆中国珠海空港、香港空港管理局が全面管理へ(香港紙「りんご日報」3月1日付)
香港空港管理局は、経営難に陥っている中国・珠海国際空港の管理を全面的に引き受けるもようだ。間もなく管理移譲に関する協議が合意に達する見通しだ。香港空港管理局は何ら費用支払いの必要はなく、珠海空港の債務も引き継ぐ必要はない。管理移譲後は珠海空港の人員削減を行い、同空港を香港の航空会社の訓練基地とし、パイロットの実地飛行訓練を行う。協議は数カ月以内に決着し、40年に及ぶ管理委託契約が交わされるという。

◆中国の深センCEPA市場、管理職に香港人起用(香港紙「香港経済日報」3月1日付)
 中国広東省深セン市に建設される香港製品専門のショッピングセンターでは、管理や設計の幹部で香港から人材を起用し、全面的な香港式のショッピングセンターにする計画だ。深センでは華強北路にあるショッピングセンター「金馬時装城」を改装し、中国本土への輸出でゼロ関税が適用される香港製品を専門に販売する「CEPA港澳購物城」が建設される。特に管理やPRを香港の人材に任せる
ことで、広東省各地で建設されている同様のショッピングセンターとの差別化を図ろうとしている。香港人の待遇としては、総経理職で年俸約50万元(1元=約14円)、さらに10人余りを月給約1万5000元で引き入れる予定だ。
セン=土ヘンに川。