現地紙で読む最新情報 

 2003年10月3日速報

◆SARS専門委、衛生予防センター設置を勧奨(香港各紙10月3日付)
 香港における重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行を検証するため国内外から招へいされた専門家委員会は2日、行政長官に報告書を提出した。290ページに及ぶ報告書では46項目の提言が記された。官僚個人の責任を言及することはなく、今後の対策として、疾病予防のみならず食物衛生など広い分野で衛生状況を監督する衛生防護センター(CHP)の設置を強く勧めている。


◆8月の来港者数、前年より9.6%増加(香港各紙10月3日付)
 香港政府観光局(HKTB)が9月30日に発表した2003年8月の観光統計によると、同月の来港者数は164万4878人で前年同月比9.6%増となった。重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行により、来港者数は4月に同64.8%減、5月に同67.9%減と大きく前年を下回っていたが、6月に38.2%減、7月に5.6%減と回復に向かっており、8月にようやくプラスに転じた。増加幅が大きかったのは中国本土からの来港者数で43.4%増。日本からの来港者数は7万7871人で前年同月比36.2%減とマイナスを続けている。


◆花火観賞者、前年比60%増(香港紙「東方日報」10月2日付)
 ビクトリア湾で1日に行われた国慶節を記念した花火大会の観賞人数が約40万人に上った。前年より約60%増加した。2日付『東方日報』によると、今年は中国本土からの観光客の姿が多く見られた。今年は約280万ドルを費し、午後9時から15分間に約2万発を打ち上げた。


◆鳥のエサまき、罰金の対象に(香港紙「明報」10月2日付)
 「不准●飼白的条例」が2日、施行された。街頭でハトなど野生の鳥類にエサをまくと罰金1500ドルが科される。2日付『明報』によると、これまで幾度となく鳥インフルエンザが流行していることから、特区政府は家禽(かきん)類の衛生に注意を向けているという。環境保護学者の中には鳥類を販売する旺角のバードストリートには産地不明の野生の鳥類を扱う店もあると懸念する声も上がっている。
【●=食へんに畏】


◆深セン塩田港、コンテナ取扱量30%増(中国系香港紙「文匯報」10月2日付)
 深セン市の塩田港では1〜9月のコンテナ取扱量が前年同期比30%増の380万TEU(20フィート標準コンテナ換算)を記録した。2日付『文匯報』によると、同期に塩田港を利用した国際航路の船舶は同25%増の1万2086便となっている。塩田港では今月、世界最先端のコンテナクレーン5基を設置した第3期1号バースが完成する。深センの全港湾を合わせた今年のコンテナ取扱量は台湾・高雄港をしのぐことが予想され、世界5大コンテナ港にランク入りする見通しとなっている。


◆東莞、年越しでショッピングフェア開催(中国系香港紙「文匯報」10月2日付)
 東莞市では12月28日から来年1月6日にかけて同市初のショッピングフェアとなる年越し行事「第1回東莞購物節」が開催される。2日付『文匯報』によると、会場は東莞国際会展中心。約6万平方メートルの会場を年越しグッズ、家電、衣類、住宅物件、自動車の5つのエリアに分け、東莞をはじめとする珠江デルタ各地の著名な製品が一堂に会する。開催時には市内約100万人の消費者が来場し、ショッピングなどを楽しむことが見込まれる。


◆野生動物、食べると罰金1000元(香港紙「星島日報」10月2日付)
 深セン市は2日、重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こすコロナウイルスと類似したウイルスを持つ野生動物の食用を全面的に禁止した『深セン経済特区禁止食用野生動物若干規定』を施行した。違反すれば1000元の罰金が科せられる。また組織ぐるみで野生動物を食べたり、野生動物の加工、売買を行った場合は2000〜1万元、飲食店などが客に提供した場合は10万元の罰金が科せられるという。2日付『星島日報』が伝えた。