現地紙で読む最新情報 

 2003年10月7日速報


◆国慶節連休、本土観光客は29万人以上(香港各紙10月7日付)
 経済発展及労工局のスティーブン・イップ局長は6日、9月28日〜10月5日までの国慶節連休に香港を訪れた中国本土からの観光客は28万7000人を数え、前年同期比21%増と好調な伸びを示したと語った。先ごろ一部の都市で解禁された香港への観光目的での個人旅行については、「今年はツアー数が(昨年より)少なかった。個人旅行者は4日まで約7万人との統計が出ており、最終的には8〜9万人に達するのではないか」と述べ、個人旅行の規制緩和が香港の観光業にもたらした恩恵を認めた。


◆埋め立て工事問題、政府が勝訴(香港電台RTHKのニュース10月6日放送)
 ビクトリア湾岸の埋め立て工事をめぐり、保護海港協会が「特区政府の計画は海洋保護に関する条例の違法である」と工事の中止を求めていた問題で、高等法院は6日、「海水の汚染は進んでいるが、当面の工程が生態系に与える影響は最低限。今後の工程に違法な部分があれば、工事を差し止める」と述べ、同協会の訴えを取り下げる判決を下した。計画はセントラル地区第3期工事に関するもの。協会では終審法院への控訴を検討しているという。


◆チムサーチョイ時計台、一時閉鎖(香港各紙10月7日付)
 チムサーチョイのスターフェリー乗り場横にある時計台が補修のため一時閉鎖される。これに伴い2001年9月から実施されていた一般公開も10月5日〜12月7日はとりやめとなる。この時計台は元九龍駅として使われた建物の一部で1915年に落成。90年に史蹟に指定された。


◆火災注意報を発令、山火事33件(香港紙「東方日報」10月6日付)
 大気の乾燥による火災注意報が出された5日、香港全域で33件の山火事が報告された。最も被害が大きかったのは屯門山中で発生したもので、2万5000平方フィート(約2250平方メートル)を燃やし、発生から3時間後に鎮火した。幸いけが人はいなかった。このほか、元朗でも1万平方フィート(900平方メートル)を焼く山火事が発生した。山火事の多くは4日の重陽節に墓参りに訪れた人々の火の不始末が原因とみられている。


◆香港空運貨物站、福田保税区に物流センター(中国系香港紙「文匯報」10月4日付)
 香港国際空港の貨物ターミナルを運営する香港空運貨站公司は、深セン市の福田保税区内に空輸貨物の物流センターを設置する計画だ。物流センターは同社傘下の香港空運服務公司が香港空港管理局(AA)をパートナーに合弁会社を設立して運営するもよう。落馬洲税関からわずか1キロメートルのところにある福田保税区に物流センターを設置することで、珠江デルタでの貨物運輸サービスを開拓する狙いだ。


◆珠海、テーマパークのつり橋で行楽客転落(香港紙「りんご日報」10月5日付)
 珠海市で4日、テーマパーク内の木製つり橋がひっくり返り行楽客が河に転落する事件が起きた。事件が起きたのは金湾区にある「亜馬遜部落」。アマゾンの熱帯雨林を再現した大型エコロジー・テーマパークで、5月にオープンしたばかり。同日午後2時半ごろ、園内のつり橋「印加吊橋」渡っていた行楽客30人余りが河に転落。橋は水面から約50センチの高さ、水深も約50センチであったことから、けが人は発生しなかった。つり橋は連ねた木板の上を4本の縄を頼りに渡るという簡単な造りだった。転落した行楽客は救い揚げられた後に会議室に案内され、テーマパーク管理会社が謝罪して服や食事を提供するととも、水にぬれた携帯電話やカメラの賠償も承諾したという。


◆東門の偽札詐欺の店、38軒を摘発(香港紙「星島日報」10月6日付)
 深セン市の公安当局は先ごろ、偽札による詐欺の疑いで東門にある38軒の店を摘発した。代金支払いの際、客が渡した紙幣を店員が確認して「これは偽札です」と告げ、客が混乱したすきに偽札にすり換えて返すといったものや、両替えを希望した客の紙幣を店員が受け取り、いったん店内に持ち込んで偽札とすり換え、客には「偽札だったので両替えできない」と言い金をだまし取るといったもの。これらの詐欺のほとんどは香港人客を狙ったもので、すり換えに気付かれると店員が居直ることもあったという。同市ではここ3カ月ほど偽札に関する消費者委員会への苦情が急増しており、6月は200件以下だったのが9月には500件近くに達した。そのほとんどは買い物中に偽札にすり換えられたとみられるもので、先月29日には同様の手口で詐欺を働いていたグループが逮捕されている。