現地紙で読む最新情報 

 2003年10月13日速報

◆ストーンズ招致を取りやめ(香港各紙10月11日付)
 特区政府は10日、米ロックスター、ローリング・ストーンズの香港公演招致を取りやめたことを発表した。ストーンズはタマール広場で行われる「ハーバー・フェスト2003」の一環で11月7、9日の公演を予定していたが、同イベントには重症急性呼吸器症候群(SARS)復興のための政府予算の一部も充てられ、「ストーンズに格別の報酬を約束しており、税金の無駄遣いだ」との批判が出ていた。


◆香港人の3.2%が対人恐怖症(香港紙「明報」10月10日付)
 香港中文大学が行った調査で、回答者の3.2%が対人恐怖症の症状に悩んでいることが分かった。この調査は今年3月に行われ、15〜45歳の市民3005人が答えた。結果から推算して11万人以上が対人恐怖症にかかっていると考えられるという。同大精神科の李誠・教授は「遺伝のほか家庭環境が原因と考えられるケースもある。投薬すれば1年ほどで治療できるが、治療が遅れれば、うつ状態に陥ることもある」と早期治療を呼び掛けている。


◆ネット犯罪、昨年比67%増(香港紙「星島日報」10月9日付)
 9月までに香港警察が検挙したインターネット犯罪は454件で、昨年より67%増加し、被害総額は470万ドル以上に達した。主な手口は個人情報を入手してネットバンキングの口座から預金を引き出すといったもの。このほかホームページをおとりに使い、そこに個人情報を入力させ、預金を引き出すといったものもあった。香港警察は複数の銀行口座、メールなどに同一の暗証番号を使ったり、ID番号を使用する市民が多いことを挙げ、分かりやすい番号の使用を避けるよう警告している。また銀行側も「銀行ではメールで個人情報を尋ねることはない。このようなメールには回答しないでほしい」とコメントしている。


◆ゲーム72時間、倒れた少年を保護(香港紙「りんご日報」10月10日付)
 深水●にあるゲームセンターで14歳の少年が長時間ゲームに興じた後、歩道で倒れて顔面を負傷しているところを警察に保護された。保護された少年は、2日前に捜索願いが出されていた。4日前に家を出た少年はゲームセンターで約72時間、不眠不休でゲームをしていたと話している。
【●=渉のさんずいが土へん】


◆ユーミン、香港で感動のファイナル(香港各紙芸能面10月11、12日付)
 10、11日、香港コロシアムでユーミンこと松任谷由実が「ユーミンスペクタクル シャングリラ2 〜氷の惑星」を開催した。6月の東京公演を皮切りにスタートしたこのコンサートツアーはこの香港公演でファイナルを迎えるとあって、会場はオープニングから熱気に包まれた。ユーミンは2回のアンコールを含め19曲を熱唱した。公演後ユーミンは「みんなに通常のステージとは違うテンションのものを感じてもらえたと思う」と語った。今日13日帰国し、1週間後にはアルバムレコーディングのためロサンゼルスに向かう。このニューアルバムでは1980年代に他のアーティストのために書いた曲をセルフカバーし、年末に発売する予定という。


◆広州交易会、会期中のホテル宿泊料を規定(香港紙「香港経済日報」10月10日付)
 広州市物価局はこのほど、15日から開催される第94回中国出口商品交易会(広州交易会)に向け、星クラスのホテルに続き非星クラスのホテルに関する会期中の宿泊料上限を規定した。今回規定されたのは市内16軒のホテルのスタンダードルーム(ツイン)宿泊料で、上限は星クラスのホテルに合わせ1690元となっている。広東亜州国際大酒店と長隆酒店が最高額の1690元、中国市長大厦と国際金融大厦、招商賓館が1300元などとなっている。先に規定された星クラスの宿泊料上限は5つ星1690元、4つ星1300元、3つ星702元、2つ星390元となっている。


◆湛江市、南部の主要港に位置付けられる(香港紙「香港経済日報」10月10日付)
 広東省湛江市は国務院交通部によって「南方大港」(南部の主要港湾)に位置づけられたことが明らかとなり、深セン市の塩田、広州市に南沙と並び香港の港湾にとって脅威となることが取りざたされている。共産党広東省委員会の張徳江・書記が先に湛江を視察した際、湛江の将来の位置付けとして「近代的な新興港湾都市」を建設する方針を示した。湛江市政府はこれに基づき港湾整備計画を練り直し、このほど交通部の承認を得たという。中央政府は湛江を輸入石油の受け入れ基地、西部開発の窓口にする方針も打ち出しているもようだ。