現地紙で読む最新情報 

 2003年10月14日速報

◆埋め立て反対の団体会長が脅迫され辞任(香港各紙10月12日付)
 ビクトリア湾の埋め立て工事に反対する保護海港協会の徐嘉慎・会長は11日、「母親の生活習慣を克明に記録した脅迫状が届いた」と述べ、脅迫を理由に同協会の会長職を辞任すると発表した。同協会は「セントラル地区第三期工事計画は海洋保護の条例違反である」と特区政府を相手取り訴えたが6日に敗訴した。


◆花火大会、イタリアチームが優勝(香港各紙10月13日付)
 ビクトリア湾を舞台に5、12日に行われた国際花火大会「香港国際ミュージック&ファイヤーワークス競技会」の結果、オペラ音楽に乗せて花火を打ち上げたイタリアチームが優勝した。香港政府観光局(HKTB)によると、香港とイタリアが出演した5日の人出は約45万人。日本と米国が出演した12日は約30万人だった。このほかテレビ放映などを通じて全世界で2億2000万人以上が観賞したとHKTBは推算している。


◆チョウ・ユンファに叙勲(香港紙「明報」10月12日付)
 2003年叙勲の授与式が11日、礼賓府(ガバメントハウス)で行われた。今回は最高栄誉である大紫荊勲章(グランド・ボヒニア・メダル)の授与はなく、続く金紫荊勲章(ゴールデン・ボヒニア・スター)を退職間近である香港警察トップの曽蔭培・警務処処長が受章したことなどが注目された。また映画俳優として国際的に活躍する周潤発(チョウ・ユンファ)氏が銀紫荊星章(シルバー・ボヒニア・スター)を、「郵便大使」などで特区政府のキャンペーンに貢献した黎明(レオン・ライ)氏が栄誉勲章(メダル・オブ・オーナー)をそれぞれ受賞した。芸能人で銀紫荊星章を受賞したのは1995年の成龍(ジャッキー・チェン)に次いでユンファが2人目。


◆SARSで食用ヘビの価格上昇(香港紙「明報」10月13日付)
 新型肺炎(SARS=重症急性呼吸器症候群)の影響で、今年の冬は鍋もの料理の種類が減りそうだ。ハクビシンなどの野生動物がSARSの原因となった可能性があるとの報道から、レストランや火鍋(中華風しゃぶしゃぶ)店ではスッポンやヘビなどをメニューから外す傾向にあるという。また中国本土から仕入れる食用ヘビの供給が減ったため、価格は昨年と比べ10%上昇。富臨焼鵝海鮮日鍋では「ヘビ料理は要予約」と話している。


◆大埔の海浜公園で野ブタ騒動(香港紙「星島日報」10月13日付)
 12日、大埔の海浜公園に体長約1メートル、体重約40キロの黒い野ブタが出現し、漁農自然護理署と香港警察が捕獲に出動する騒動があった。11日の夜に同公園の警備員が野ブタがいるという通報を受け、捜索したが見つけられなかった。その翌日、園内の公衆トイレで野ブタを見たという通報があり、警察が出動。芝生の上で休んでいる野ブタを見つけて漁農署に連絡した。漁農署職員が4人がかりで捕獲しようとしたが、野ブタは猛スピードで逃走。園内を約200メートル走った後、海に飛び込み、400メートルほど泳いで岸に戻り、再度逃げようとしたところを捕らえられた。同日は休日で多くの人出があり、園内は一時混乱したという。


◆深センのGDP、1〜9月は16.7%増(中国紙「深セン特区報」10月12日付)
 深セン市政府は11日、1〜9月の経済統計を発表した。同期の域内総生産(GDP)は前年同期比16.7%増の1882億4800元。輸出入が引き続き高い伸びを維持しており、貿易総額は同30.2%増の818億5600米ドルだった。うち輸出が同29.2%増の431億米ドル、輸入が31.4%増の387億米ドルとなっている。9月の貿易総額は単月では初めての100億米ドルの大台に乗った。外資導入額は実行ベースで31億9400万米ドルだった。


◆港珠澳大橋、事業化調査は交通部設計院(香港各紙10月13日付)
 中国広東省・珠海市で12日、香港とマカオ、珠海を結ぶ「港珠澳大橋」の前期工作協調小組第2回会議が開催された。同会議では広州市に前期工作弁公室を設置して建設前段階の具体的作業を指揮することが決まった。また、橋りょうの事業化調査は国務院交通部公路規画設計院」に委託することも決まった。同設計院はかつて香港と珠海を結ぶ橋りょうの事業化調査を行った経験を持つ。