現地紙で読む最新情報 

 2003年10月29日速報

◆広東省長「香港と上海との提携、影響なし」(香港TVBニュース10月28日放送)
 訪日中の黄華華・広東省省長は28日、上海市政府と香港特区政府が経済協力の覚書を交わしたことについて「(広東省と香港との関係には)影響しない。影響するはずがない」と断言し、「長江デルタ、珠江デルタとも発展の著しい地域であり、(上海との提携も)より緊密な経済・貿易関係に向けた協定(CEPA)の実現をけん引する」と意義を語った。黄省長は29日、特区政府の唐英年(ヘンリー・タン)財政長官らと、珠江デルタへの投資誘致活動に出席する予定。   


◆SARS再来を懸念、昇給控える(香港紙「星島日報」10月28日付)
 香港パブテスト大学と香港人材管理協会が今年6〜8月、香港および中国系企業83社を対象に行った調査で、香港系企業の70%が「来年の昇給は控える予定」と回答した。香港経済の先行きが不透明であることと重症急性呼吸器症候群(SARS)の再来にかかる懸念が主な理由に挙げられた。また中小企業をはじめ92%の香港系企業は「リストラを予定している」と答え、28%は「ダブルペイは見送る予定」と回答したほか、多くの企業でダブルペイや有給休暇の買い上げ制度の見直しなどの動きが見られた。昇給を予定してる香港系企業は30%未満で、主な業種は製造、小売り、飲食、貴金属など。中でも紡績関連の昇給率は最も高かった。また中国系企業は90%以上が昇給を予定していた。


◆中国初の有人宇宙飛行展、1日から(香港ATVニュース10月29日放送)
 香港科学館で11月1〜4日、「中国初の有人宇宙飛行展」が開催される。10月29日午前6時から配布を開始した入場整理券の獲得に市民が列をつくった。同展では宇宙船「神舟5号」や着陸時に使用したパラシュート、宇宙服、宇宙食のほか、ロケットの模型などが見学できる。入場無料。入場整理券は香港科学館のほか、香港カルチュラルセンター、香港コロシアム、香港スペースミュージアム、クイーン・エリザベス・スタジアム、シティーホールのチケットセンターなど18カ所で配布している(1人2枚まで。無くなり次第終了)。案内は香港科学館ウェブサイト(http://hk.science.museum)または電話2732・3232。   


◆消火訓練中に不法入境者を連行(香港紙「明報」10月28日付)
 27日に山火事の消火訓練をしていた香港警察と消防隊が、石澳の海岸で不法入境とみられるベトナム籍の男女4人を見つけて連行した。同日午前11時過ぎ、沖合いを走行中のモーターボートから海に飛び込み、岸に向かって泳いでいた男女を清掃員が見つけて通報。ちょうど付近で訓練を実施していた警官が、入境をほう助したと思われる香港人女性がタクシーで逃亡しようとしたところを取り押さえるとともに、不法入境とみられる4人のベトナム人を拘束した。近年、ベトナム人の不法入境者は減る傾向にあるものの、今年5月にも武器を所持した21人が入境直後に窃盗をくわだてた事件などが報告されており、香港島南区の海岸から上陸を試みるケースが相次いでいるという。   


◆レオン、男性ファンにキスを迫れられる(香港紙「東方日報」10月28日付)
 香港四大天王の一人、黎明(レオン・ライ)が先日、韓国ソウル市で行われた映画祭「2003香港電影節」に特別ゲストとして参加した。同映画祭ではレオンが主演した「双龍(ヒロイック・デュオ)」のほか「無間道(インファナル・アフェア)」「英雄(ヒーロー)」など8作品が上映され、同イベントで韓国のファンと交流したレオンが熱心な男性ファンにキスを迫られるハプニングもあった。イベント後にインタビューを受けたレオンは「これまでに女性ファンにキスされたことはあったけれど、男性ファンは初めてでびっくりした。ちょっと特別だね」と笑顔で語ったという。


◆東莞のGDP、1〜9月は18.8%増(中国系香港紙「香港商報」10月28日付)
 台湾企業の進出が著しい中国広東省・東莞(とうかん)市の1〜9月の域内総生産(GDP)は前年同期比18.8%増の564億4100万元に上った。同期は重症急性呼吸器症候群(SARS)や台風の影響を受けたものの、投資や工業生産の伸びによって高成長を維持した。同期の工業生産高は同26.8%増の1497億3500万元、固定資産投資総額は同48.6%増の192億2000万元、外資導入額(実行ベース)は同20.7%増の18億2200万米ドルとなっている。


◆東莞・常平で農産物の展示商談会開催(中国系香港紙「香港商報」10月28日付)
 中国広東省東莞市常平鎮で11月1〜3日、農産物の展示商談会「第3回大京九農副産品(常平)交易会」が開催される。同展示会では北京市、河南省、山東省、江西省などの北京―香港間の鉄道沿線地域から農産物が出展されるのに加え、四川省や雲南省などの他地域からも出展がある。さらに日本、韓国など海外からの出展も加わる。主会場は広梅汕鉄道の北側、東莞東駅貨物処理場の向かいに開設された卸売市場「京九農副産品中心」となっている。