現地紙で読む最新情報 

 2003年11月6日速報

◆日本脳炎の域内感染を確認(香港各紙11月6日付)
 香港衛生署は5日、香港・新界地区にある元朗の錦繍花園(フェアビューパーク)に住む38歳の女性が日本脳炎に感染していたと発表した。この女性は10月25日に発熱し、こん睡症状に陥ったため27日に屯門病院に入院した。現在、集中治療室で治療を受けており、血液検査で陽性反応が確認された。女性は潜伏期間に香港域外へ出ておらず、今年初の感染例は域内感染とみられている。衛生署はホットライン2961―8968を設置し、市民の問い合わせを受け付けている。 


◆アバディーンの鮮魚店でコレラ菌検出(香港各紙11月6日付)
 香港食物環境衛生署は5日、アバディーン海浜公園の公共駐車場にある鮮魚店で採取した水槽水から小川型コレラ菌を検出し、同店を営業停止にしたと発表した。サンプルは10月30日に採取されたもの。同署は再度サンプルの採取を行うとともに、店内の清掃、消毒を行った。 


◆郵便局にまたもや強盗(香港紙「明報」11月5日付)
 香港・馬鞍山の利安郵便局で4日、強盗事件が発生した。同日午後2時ごろ、黒い帽子で顔を覆った男性がカウンターに飛び込んでけん銃で職員を脅し、現金1万8000ドルを奪って逃走した。犯人は身長170センチほど、30歳前後のやせ型でジーンズに白いスニーカーをはいていた。郵便局の強盗事件は2カ月間で3件目。10月25日に大埔で起きた事件と似た手口で、わずか2分で犯行を遂げていることから同一犯とみられている。


◆ミック・ジャガーが香港入り(香港紙「明報」11月5日付)
 英ロックバンド、ローリング・ストーンズのメーンボーカリストであるミック・ジャガーが4日午後、香港入りした。ストーンズは7、9日にハーバー・フェストでの公演を予定している。前日到着した他のメンバーに一足遅れて香港入りしたミックは7人のボディーガードに囲まれて香港国際空港に降り立った。駆け付けたファンは数人だったものの、30人以上の報道陣で到着ロビーは一時混乱した。転倒した記者にミックは笑顔で「気を付けて」と声をかける一幕もあったという。 


◆深センのコンテナ取扱量、前月より5%減(香港紙「明報」11月5日付)
 中国広東省深セン市港務局は4日、10月の深センの港湾のコンテナ取扱量が9月を5.2%下回る102万9600TEU(20フィート標準コンテナ換算)だったことを明らかにした。同月のコンテナ取扱量は前月比で減少したものの、すでに3カ月連続で100万TEUを超え、前年同期比では40%もの増加となっている。9月より減少した要因としては、クリスマス需要向けの貨物が過去数カ月に集中したためとみられている。
セン=土ヘンに川。


◆香港通信業界、珠江デルタ通信特区を提唱(中国系香港紙「文匯報」11月5日付)
 香港の通信業界は先ごろ、香港企業に独資での通信業務参入を認める「珠江デルタ通信特区」の設置を提唱した。今回の提案は中信泰富(CITICパシフィック)の阮紀堂・総経理が業界を代表して政府に提出した。9月末に香港工商及科技局の曽俊華局長に提案したところ、香港特別行政区政府側は興味を示して各方面から意見を集めているという。広東省通信管理局網絡管理処の蔡立志処長は4日、「同提案を支持するが、中国中央政府との協議を必要とし、世界貿易機関(WTO)の枠組みの中で実施される」と述べた。 


◆中国・広州の小学校で原因不明の腸炎流行(香港紙「星島日報」11月5日付)
 10月末、中国広東省都・広州市内の2カ所の小学校で原因不明の腸炎が流行した。越秀区のある小学校では南校舎で学ぶ十数人の児童が発熱と下痢、おう吐の症状を呈した。当初は食中毒と思われたが、同様の症状を訴える児童は翌日さらに増加し、2日後には北校舎の児童にも症状が表れた。同様の事態は天河区の小学校でも見られた。広州市衛生局ではウイルス性腸炎の可能性もあるとして、この2校に市の疾病センターの職員を派遣し、食堂や洗面所をはじめとする校舎の全面消毒を行った。現在、新たな患者は出ておらず、児童らは病院で治療を受け全員がすでに回復したという。