現地紙で読む最新情報 

 2003年11月11日速報

◆補助金削減に理工大生が抗議(香港のテレビ局「無線電視(TVB)」11月11日放送)
 香港特別行政区政府が財政赤字解消のため大学補助金を削減する案を検討していることについて、香港理工大学学生会は10日、政府がこの案を取り下げなければ18日に授業をボイコットするストライキを起こすと宣言した。また、香港シティー大学学生会もストライキの構えを見せている。一方、ロンドン訪問中の董建華・行政長官は現地の財界人らと会見した際、「教育費は投資であり、支出ではない」と教育費の削減を抑える意向を示している。


◆香港のフルタイム労働者、ホルモンバランス崩す(11月10日の香港電台ニュース)
 香港大学が18〜49歳のフルタイム労働者を対象に行った調査で、回答した610人のうち70%が仕事にストレスを感じていた。また90%はホルモンバランスの失調によるけん怠感、そううつ、もの忘れ、頭痛、肩凝りなどの症状を感じていた。ある心理学者は「ストレスが長期にわたり、ホルモンバランスを崩すと心臓病や糖尿病などを招きやすい」と注意を促している。10日の香港電台(RTHK)ニュースが伝えた。


◆香港の青少年、映画『無間道』が好き(香港紙「明報」11月10日付)
 香港青年協会が4月に15〜24歳を対象に行った「香港青年生活文化調査」によると、回答者543人のうち74.4%は過去1年間にクラシックコンサートやオペラ鑑賞に出掛けたことがないと答えた。その半面、DVDやVCDを1週間に1回以上見ると答えた人は39%に達した。また大多数が香港の映画やテレビ番組、雑誌、タレントが好きだと答え、し好にローカル色の濃さが反映された。過去1年間に上映された中で最も好きな映画には劉徳華(アンディー・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)主演の『無間道』が、タレントでは女性デュオのTwinsが1位だった。このほか80%以上がレジャーに費やす金額は毎月1000ドル以下、インターネットを使う時間は10時間以内と答えた。


◆香港の高校1、2年生10%が性体験あり(香港紙「東方日報」11月10日付)
 香港の中学4、5年生(日本の高校1、2年生に相当)を対象に行ったある調査で約10%は性体験があることが分かった。この調査は大衛城文化中心が981人を対象に行った。うち、40%近くが「両親と一緒に外出することはない」、30%が「両親は結婚記念日などを祝わない」、10%が「両親はよくけんかする」と答えた。また「性体験がある」と答えた学生のうち「家庭内で暴力がある」「両親の一方が浮気をしている」と答えた学生の比率は、そうでない学生の比率を7倍近く上回った。調査を行った同センターは「夫婦関係が青少年の性的観念にも影響を及ぼす」とコメントした。


◆KCRC会長、港澳珠大橋で鉄道構想(香港各紙11月8日付)
 香港九広鉄路(KCRC)の田北辰会長は7日、香港と珠海市、マカオを結ぶ橋りょう「港澳珠大橋」に鉄道を付加する構想を明らかにした。田会長は豪州会計士協会香港分会の主催によるセミナーでこの構想を明らかにした。田会長は、「陸路で香港と中国本土を往来する人の数は2016年に1日当たり70万人に達する」として、香港と珠江デルタの交通網を強化するために港澳珠大橋に鉄道を付加する必要性を説明した。KCRCの初歩的な見積もりでは200億香港ドル(3000億円)の投資を必要とするという。


◆深センの工業生産高、10月は過去最高(中国紙「深セン特区報」11月9日付)
 中国広東省・深セン市の10月の工業生産高は501億4900万元に達した。単月では過去最高を記録し初めて500億元の大台に乗った。今年に入って以来、工業生産高は高い伸びを維持しており、月平均の前年比伸び率は24.3%に上る。特に5月からの伸び率は月平均0.8ポイントの上昇が見られている。高い工業生産高の基礎となっている固定資産投資は1〜10月で同28.4%増の138億9100万元。うち支柱産業となっているのは通信設備、コンピューター、その他電子設備の固定資産投資は51.7%を占めた。
セン=土ヘンに川。


◆深セン布吉鎮で複数の男女の遺体発見(香港紙「星島日報」11月10日付)
 中国広東省深セン市の布吉鎮沙湾沙西河で6日、切断された女性の足の一部が見つかり、警察が大掛かりな捜査を行ったところ、計11個の黒いビニール袋に入った遺体の一部約80個が見つかった。その翌日、沙湾小学校付近の同河でも遺体の一部が発見された。このため深セン市公安局では特捜部を設置して捜査に乗り出した。被害者は3人以上の男女と思われ、遺体の入っていた黒いビニール袋の中から見つかったクレジットカードなどの遺留品から、被害者に香港人が含まれている可能性があるという。
セン=土ヘンに川。