現地紙で読む最新情報 

 2003年11月19日速報

◆香港政府、個人向け人民元業務の一部認可を発表(香港各紙11月19日付)
 香港特別行政区政府の董建華行政長官は18日、香港の銀行における個人向け人民元業務が中国国務院によって来年1月より一部認可されると発表した。試験的に認可されるのは、この業務に参加できるライセンス銀行(以下、参加行)による(1)預金:香港居住者に人民元建ての預金口座を開設でき、期限や利率は銀行が設定できる(2)両替:人民元建て預金口座の保持者は1人1日当たり2万元未満、非保持者は同6000元未満の人民元と香港ドルとの両替を認める(3)送金:参加行が中国本土に持つ同名義の口座に1人1日5万元未満を送金できる(4)人民元カード:本土住民は本土の銀行が発行した人民元建てデビッドカード、クレジットカードを香港域内での消費活動に利用でき、香港居住者は参加行が発行する人民元建てのデビッドカード、クレジットカードを本土での消費活動に利用できる――の4業務。中国人民銀行と香港金融管理局(HKMA)が19日、覚書にサインする。


◆香港、ウイルス性胃腸炎に注意信号(香港各紙11月19日付)
 香港衛生署は18日、ノーウォーク様ウイルスが原因とみられる胃腸炎が流行する兆しがあると市民に食品衛生への注意を促した。セークリッド・ハート・カノッサスクールでは学生約150人が胃腸炎を起こして14、15の両日を休校としており、カリタス・メディカルセンターでは17日、同センターで治療を受けていた児童14人と看護婦ら2人に症状が出たため一般面会者の立ち入りを禁止したほか、将軍澳の保育園でも園児25人が胃腸炎を起こした。


◆大みそかの露店に35万香港ドル(香港紙「星島日報」11月18日付)
 香港島のビクトリア公園で旧正月前日に行われる露店の営業権競売が17日行われた。競売には600人が集まり、飲食店用の露店183カ所の営業権が完売した。最高値が付いたのは、シュガーストリート方面出口に近い36平方メートルで始値9万2510香港ドルから35万香港ドルに達した。競り負けた参加者は第2希望の場所を獲得した。


◆香港人、35%に夜食の習慣あり(香港紙「星島日報」11月18日付)
 先ごろ行われた「香港人の夜食習慣」に関する調査で、回答者の35%に夜食を取る習慣があることが分かった。調査は香港電台(RTHK)の番組「開心晩報」が嶺南大学公共管治研究部に依託して、10月末に18歳以上の581人を対象に行った。それによると、回答者の35%が「1週間に3、4回、自宅で夜食を取る」と答えた。夜食にかける平均消費額は1週間に約80ドルで、35%はビスケットや菓子類、20%以上はスポーツドリンクや炭酸飲料を口にしていた。傾向としては学歴と収入が比較的高い若者に夜食を食べる習慣が多く見られ、特に男性は夜食にかける金額も高かった。また回答者の5%は本人もしくは家族にサッカーとばくを行う習慣があり、うち32%は「サッカーくじの合法化以来、夜食をよく取るようになった」と答えた。


◆人気作詞家の林振強氏が逝去(香港各紙11月18日付)
 香港を代表する作詞家の1人でコラムニストの林振強氏が16日、がんのため逝去した。林氏は1980年代を中心に100曲を超えるヒットを飛ばし、「鬼才」と呼ばれた人気作詞家。故・張国栄(レスリー・チャン)が歌った『Stand Up』や『共同渡過』、張学友(ジャッキー・チュン)が歌った『毎天愛●多一些』などの作詞で知られている。享年56歳。
●=称ののぎへんをニンベンに。


◆華南国際原料城に香港企業5社出資(香港紙「香港経済日報」11月18日付)
 中国広東省・深セン市の物流基地、平湖物流園区に建設される大型物流センター「華南国際原料城」の出資企業が明らかになった。出資企業は佳寧娜、民生、建業五金、力嘉国際、京暉国際といった香港企業5社で、計26億元を投じる。敷地面積は1.5平方キロメートル、建築面積は約220万平方メートル。深センでは最大の外資物流プロジェクトとなる。紡織、皮革、電子、プラスチックなどの原材料の取引市場が設置され、来年6月の稼働を目指す。
セン=土ヘンに川。


◆中山、来月5日からIT関連展示会(中国系香港紙「文匯報」11月18日付)
 中国広東省・中山市で12月5〜8日、電子・情報通信製品の展示会「2003中国(中山)国際電子信息産品与技術展覧会」が開催される。同展示会にはすでに107社が出展を決定。中国電信、中国移動、中国連通、中国鉄通といった中国大手通信会社のほか、宏碁電脳(エイサー)、東芝、ゼロックスなど情報技術(IT)関連の国際企業が数多く出展する。中山市のIT産業は珠江デルタでは後発に当たるが、過去2年で急成長を遂げ現在では広東省第4位の伸びを見せている。