現地紙で読む最新情報 

 2003年11月20日速報

◆タマール広場の再開発計画を延期(香港各紙11月20日付)
 香港特別行政区政府は19日、アドミラルティーのタマール広場一帯の再開発計画を見合わせると発表した。昨今の政治状況や重症急性呼吸器症候群(SARS)流行後の財政状況などを考慮し、プロジェクトの優先順位から延期を決めたという。48億5000万ドルの予算を組み、政府本庁舎、立法会議事堂のほか、展示場やエンターテインメント会場などを合わせた複合施設として再開発する計画だった。   


◆香港でウイルス性胃腸炎ホットラインを開設(11月19日の香港電台ニュース速報)
 香港衛生署は19日、ノーウオーク様ウイルスによる胃腸炎が香港域内で流行しつつあることを考慮し、市民からの問い合わせを受けるホットライン(2961・8966)を開設した。11月に入ってから学校、病院、保育園など5カ所で感染が確認されているほか、学校、老人ホーム、技能訓練センターなど4カ所でも同様の症状が報告されている。感染が確認された患者は277人に上っている。


◆環境保護バスの導入、香港立法会へ条例案提出(香港紙「東方日報」11月19日付)
 香港運輸局は路線バス各社と交渉の末、交通量の多い道路を運行する路線では環境保護車両を導入する条例案を立法会交通事務委員会に提出することを決めた。条例案では空気中の浮遊粒子状物質(SPM) と二酸化ちっ素(NO2)の含有量をそれぞれ72%、12%減少できるとみて、年内にもセントラルのクイーンズウエー、デボーロード・セントラル、九龍のネーザンロード、コーズウェイベイの怡和道、湾仔のヘネシーロードなどを運行するバスの70%を環境保護車両に切り替えるとの方針だ。


◆香港で事故に見とれた運転手、自らも事故(香港紙「星島日報」11月20日付)
 香港・九竜サイドの黄大仙龍翔路で19日、トラックと乗用車が衝突する事故があった。幸いけが人は出なかったが、その6分後に対向車線を走っていたトラックの運転手が、この事故現場に注意を奪われ前方から来た乗用車1台とトラック2台に衝突し、2人がけがを負った。さらに衝突したトラックは無許可でシンナーを積んでおり、火災発生の危険があることから消防車が出動。現場に放水する騒ぎとなった。

◆深セン、節水条例で浪費企業には罰金も(香港紙「香港経済日報」11月19日付)
 中国広東省・深セン市政府は間もなく節水に関する条例を公布するもようだ。規定に沿って節水対策を行っていない企業に対し最高10万元の罰金を科す可能性もあるという。市政府が長年検討を重ねてきた「節約用水条例」は特に大量に水を使用する企業約3000社に対して節水を要求するもので、節水のための設備を設置していない企業に対し罰金を科すほか、水道使用量が計画より上回った場合も1〜3万元の罰金が科されるという。受注が必ずしも安定していないメーカーにとっては計画使用量を設定することは難しいため、条例は厳しすぎるとの批判も出ている。
セン=土へんに川。


◆深セン、強盗グループの首謀者は13歳少年(香港紙「りんご日報」11月19日付)
 中国広東省深セン市の公安当局はこのほど街頭で強盗をはたらいていたグループを逮捕したところ、首謀者は13歳の少年であることが分かった。深セン市内の福田公安分局蓮花派出所は15日、蓮花山公園でアベックに対して強盗を企てていた5人組を逮捕した。取り調べによって5人の中で最も若い13歳の少年が首謀者であることが判明。少年はライチ公園で失業中の4人の男に声をかけて強盗計画を持ちかけたという。少年はかつて香港などで泥棒をはたらき、昨年から深センで活動していた。失業者をみつけると声をかけ犯罪を指示してきており、多いときで10人余りの手下を引き連れていた。13歳であるために刑事責任は問われず、公安当局は両親に連絡して引き取りに来させる考えだ。
セン=土へんに川。


◆マカオ23条立法、次期政権に持ち越し(11月19日の香港電台ニュース速報)
 マカオ特区政府の何厚●(エドモント・ホー)行政長官は、マカオ基本法第23条に基づく国家安全条例の立法を、次期政権に持ち越すようだ。ホー長官は「目下の進ちょく状況からみて、来年は立法に適した時期ではない」と2005年以降に見送る考えを示した。ホー長官は昨年、2003年に立法に着手すると述べたが、まだ条例案の公開諮問は行われていない。
●=金へんに華