現地紙で読む最新情報 

 2003年11月21日速報


◆香港・上水の幼稚園でも胃腸炎(香港各紙11月21日付)
 香港衛生署は20日、上水の緑茵幼稚園で園児7人に嘔吐、発熱、腹痛や下痢などの症状が出ており、うち1人は検便の結果、ノーウオーク様ウイルス陽性と判明したと発表した。衛生署が開設した胃腸炎ホットライン(電話2961―8966)にはこれまで、ウイルス性胃腸炎の症状や予防法などについて179件の問い合わせがあった。


◆香港の健康申告カード、5500万人が提出(香港紙「明報」11月20日付)
 香港特別行政区政府衛生福利及食物局の楊永強局長は19日、「3月から健康申告カードの提出や検温を行って入出境時の健康チェックを強化している。11月16日までにカードを提出した旅客数は5500万人、うち5311人が体調不良を訴え、239人が病院で診察を受けた」と立法会で報告した。このうち59人は入院治療が必要で、2人は感染症だったという。同局では健康申告カードに記載する感染症に関する項目を増やす方針だという。


◆青少年の自殺率、屯門地区が最高(香港紙「星島日報」11月20日付)
 香港大学・ジョッキークラブ自殺防止研究センターが行った研究で、屯門地区に住む青少年の自殺率が香港全域で最も高いことが分かった。2000〜02年の統計から25歳以下の自殺率を指数計算した。屯門は1.53で最も高く、1991年から増加傾向にあるという。次に指数が高かったのは観塘の1.4、●湾の1.13。同センターによると、屯門は青少年以外の自殺件数も比較的多いという。
●=草かんむりに全


◆香港、紙幣を半分に切って運賃ごまかし(香港紙「東方日報」11月19日付)
 香港では半分に切った紙幣を使ってミニバスの運賃をごまかす事件が相次いでいる。半分に切った10、20ドル札を折りたたんで料金箱に入れ、数人まとめて運賃を支払ったように見せかける手口が分かっている。運転席からは確認しにくいため、料金箱を回収した際に発見される場合がほとんど。被害が頻発しているのは将軍澳〜新蒲崗を運行する102番路線で、以前は週に3〜4枚見つかっていたが、最近は1日に4〜5枚あり、同路線の常用者による仕業とみられている。香港警察によると、1枚の紙幣を2枚に分けて使用した場合は窃盗罪とみなされ、10年以下の禁固刑が科せられることがある。


◆広州、ゼロ関税品を販売する「香港城」建設(香港紙「香港経済日報」11月20日付)
 広州市では香港製品を専門に販売する総合ショッピングセンター「香港城」の建設が計画されている。香港と中国本土による「より緊密な経済・貿易関係に向けた協定(CEPA)」によってゼロ関税が適用される製品を取り扱うことを目的としている。香港城は越秀区の北京路と中山五路の交差点にあるショッピングセンター、浚泰広場を全面改装して造られる。総面積は5000平方メートル、4階建てで200余りの店舗が入居できる。主な取り扱い製品は衣類、化粧品、宝飾品、時計、室内装飾品など。来年1月のオープンを目指している。


◆深センの電子メーカーで26人が食中毒(中国系香港紙「香港商報」11月20日付)
 中国広東省深セン市の電子メーカーで19日、集団食中毒が発生し26人のワーカーが病院に運ばれた。食中毒が発生したのは宝安区公明鎮にある東岳電子厰。26人のワーカーは朝8時に出勤と同時に激しい腹痛を訴え、一部には下痢やおう吐の症状もみられた。ある工員によると、前の晩に食堂で食事をした後に気分が悪いと訴えていた人もいたという。地元保健所では食事に含まれていた不衛生な食品による細菌性の中毒とみており、前日の夕食と当日の朝食食品の化学検査を行っている。


◆台湾で香港の偽造パスポート所持者15人を逮捕(香港紙「星島日報」11月20日付)
 台湾中正飛行場で19日、偽造した香港特区パスポートを用いてマレーシアから台湾経由でカナダへ入国しようとした中国本土籍の中国人10人とマレーシア籍の華僑5人が台湾当局に逮捕された。本土籍の10人は16〜22歳の女性9人と男性1人で、マレーシア籍の5人は37〜48歳の女性4人と男性1人だった。本土籍の女性9人は福建省の方言を話していたという。15人は密入国をあっせんするグループから1人3万元で偽造パスポートを入手し、さらにこのグループに多額の費用を支払っていた。逮捕されたマレーシア華僑は当局の取り調べに「マレーシア籍でカナダのビザを取るのが難しいため、香港パスポートを買った」と語っているという。