現地紙で読む最新情報
 2004年3月5日速報


◆香港民主党前主席、米下院で発言(4日の香港電台「RTHK」ニュース)
 香港民主党の李柱銘(マーチン・リー)前主席らが4日、米国議会(上院)で「香港の民主」について語った。「中国は香港に民主主義の道を歩ませていない」と主張する米上院議員の招請を受けたもの。米下院で3日、国連人権委員会で中国の人権問題を追及すべきだとする動議が賛成402票、反対2票で採決されている。

◆1月の香港訪問者数、前年比13.1%増(香港各紙3月5日付)
 香港政府観光局(HKTB)が4日に発表した観光統計によると、2004年1月に香港を訪れた旅行者数は174万8388人で、前年同月比13.1%増となった。中でも中国本土からの旅行者数は111万5151人で同48.5%増と大幅に増えている。今年は春節(旧正月)の連休が1月にかかったことが主因とみられている。

◆4.1%が全般性不安障害を患う(香港紙「星島日報」3月4日付)
 香港中文大学香港健康情緒センターが15〜60歳の3304人を対象に行った調査で、4.1%が理由の定まらない不安や緊張状態が長く続くことで心身に不調を来す全般性不安障害(GAD)の症状を呈し、うち9割は仕事に影響が出ていた。GADを半年以上患うと集中力が低下し、かんしゃくを起こしやすくなり、不眠や筋肉の痛みなどの症状が表れるという。同センターの李誠・主管は「患者は自覚症状が出てから2年以内に治療を受けなければ、そのままうつ病に移行する可能性がある。だが適切な治療を受ければ7割は1年以内に完治する」と語った。また著名な作詞家、林夕氏も3年前にGADを患い、治療を受けたと伝えられている。

◆香港新界北区、中学生の3割が暴力団に関与(香港各紙3月4日付)
 香港保安局は3日、過去3年間にわたる小中学生が関与した犯罪の件数を発表した。これによると、02/03年に補導された小学生の人数は前年の701人から23.7%増えて867人となった。中学生は同4337人。このうち395人はすでに暴力団に関与していた。特に屯門、大埔、元朗などの新界北区で小中学生の補導件数が多く、02/03年の統計では同地域で補導された学生のうち36%に当たる314人が小学生だった。また、補導された中学生1539人のうち31%を占める123人が暴力団に関与していた。

◆ホシガメ密輸、30万香港ドル相当を摘発(香港紙「星島日報」3月4日付)
 香港国際空港で3日、スーツケースからインドホシガメ(通称、ホシガメ)307匹が見つかり、マレーシア国籍の男性が密輸の疑いで逮捕された。逮捕された男性はスーツケース2つにカメを隠し持っていた。計30万香港ドル相当と推定され、ハンドキャリーでの密輸事件としては過去最高額となった。ホシガメはリクガメの1種で、ワシントン条約に定められた保護動物。インド、パキスタンが原産で、平均寿命が40〜50年であることから「長寿亀」として人気があるという。

◆深セン能源集団、年内の香港上場を計画(中国系香港紙「文匯報」3月4日付)
 中国広東省深セン市の国有電力会社グループである深セン能源集団が香港での株式上場を計画している。国有株放出のテストケースの1社となっている深セン能源集団は、年内の香港上場を目指している。全体の25%以上に当たる新株を発行し、5億米ドルの資金調達を計画している。調達資金は深セン市内の電力開発に充て、現在のひっ迫した電力需給問題を解消する考えだ。

◆広東省の広告業界、売上高165億元(中国紙「深セン特区報」3月4日付)
 中国広東省工商局は3日、2003年の省内広告産業の統計を発表した。03年末現在の省内の広告会社は1万800社、従業員数は9万2900人、売上高は165億8900万元となっている。広告会社のうち民間企業は前年比25%増の7833社となっている。広告掲載料の上位5位の製品・サービスは、不動産、医薬品、家電、食品、自動車の順となっている。