現地紙で読む最新情報

2004年6月8日記

◆金星の太陽面通過、ネット中継(香港各紙6月8日付)
 122年ぶりの天体現象である金星の太陽面通過(中国語で「金星凌日」)が、8日13時12分〜19時19分(ただし日没予定時刻は19時6分)に香港でも観測できる。太陽を肉眼で観測すると失明の危険があるため、香港天文台や香港スペースミュージアムではインターネットで観測の模様を中継する。中継時間は同日13〜18時、1分ごとに映像を更新する予定。天文台ウェブサイトhttp://www.hko.gov.hk/gts/event/venustransit/webcastc.htm。スペースミュージアム・ウェブサイトhttp://www.hk.space.museum。金星の太陽面通過は前回、1882年12月に観測され、次回は2012年6月に見られるという。

◆香港大手企業、東北3省を視察(香港各紙6月7日付)
 香港特別強制区政府の唐英年(ヘンリー・タン)財政長官は6月6〜12日、大手企業グループのトップやスペシャリストら100人以上を率い、中国東北部の視察のために中国本土へ向かった。視察団は6日、北京市で曽慶紅・国家副主席と会見。7日に北京をたち、遼寧省大連市と瀋陽市、吉林省長春市、黒竜江省ハルビン市などを視察する予定だ。

◆失業率改善しても生活保護を受給(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」6月7日付)
 香港ではこのところ、失業して生活保護を受ける人が減少する半面、職に就いていても所得が低いために保護を受けている人は増加傾向にあり、賃金は依然低い水準にある。5月には29万2134人が生活保護を受け、前月比0・2%増。内訳を見ると、失業者が4万7889人で16%を占め、前月比0・5%減だったのに対し、有職者は1万4720人で同2・1%増加している。

◆高山劇場を広東オペラ座に(香港各紙6月6日付)
 香港・新界地区の土瓜湾にある高山劇場(コーシャン・シアター)を粤劇(広東オペラ)専門の劇場にする構想が浮上している。広東省、香港、マカオ特別行政区政府の文化当局は、広東オペラの保護・育成に協力方針を打ち出したものの、香港では香港島北角(ノースポイント)の新光劇院が1年後に閉鎖を予定するなど、広東オペラを取り巻く環境は厳しい。6月5日、高山劇場を視察した民政事務局の何志平(パトリック・ホー)局長は「舞台を拡張し、改装後は劇の上演だけでなく、広東オペラのプロモーション活動の拠点としたい」と語った。改装には2〜3年の年月と、約1億ドルの費用が必要という。

◆香港オーシャンパークで偽入場券発見(香港紙「星島日報」6月7日付)
 香港島南部の海洋公園(オーシャンパーク)で6月6日、入場券の偽物が見つかった。同園で偽の入場券が発見されたのは開園して28年来初めて。同日、女性4人のグループが自動改札機を通る際に3枚の偽入場券が発見され、それと同時に4人のうち1人が逃走した。この偽入場券は逃走した女性が所持しており、他の3人は偽物とは知らずに受け取ったという。その数時間後、1組の男女が同様の容疑で香港警察に連行された。男女は慈雲山のマンションに住んでおり、「チケットは自動車清掃会社のビラに付いていたもので、このビラは3月にマンション付近の駐車場に泊められていた車の窓に挟まれていた」と供述しているという。

◆深セン、台湾系企業の専門展示会を開催(中国紙「深セン特区報」6月8日付)
 中国広東省深セン市で6月27〜29日、台湾系企業の商品を紹介する展示商談会「深セン市台商投資企業産品展銷会」が開催される。同展示会は深セン台商協会の成立14周年を記念したもので、同協会と市政府の台湾事務弁公室が共催する。同市では初めての台湾系企業専門の展示会となる。独資、合弁、共同経営、委託加工などの台湾系企業約250社が出展。家電、情報技術(IT)、建材、紡織、がん具、時計など出展範囲は多岐にわたる。

◆深セン、エアコン1度上げれば8億元節約(中国紙「深セン特区報」6月7日付)
 中国広東省深セン市電力当局の担当官は6月6日、市内のすべてのエアコンの温度設定を1度引き上げれば、約8億元分の送電網・変電所に関する投資を節約できると述べた。これは同日行われた全国省エネルギー宣伝週の活動でのこと。深セン市では電力需要全体の約30%を占めるエアコンの温度設定を1度引き上げれば、電力需要は12万キロワット分減少するという。
セン=土ヘンに川。