現地紙で読む最新情報 

2004年6月16日速報


◆香港シティーホールで停電(6月15日の香港電台「RTHK」ニュース)
 香港島セントラル(中環)の大会堂(シティーホール)で6月15日、停電があった。このため、結婚登記所を除き、高座、低座にある各施設、図書館、ホール、レストランが利用できなくなった。同日午後3時には復旧し、蘇州評弾の公演は予定通り同夜行われた。14日夜に異常が見つかり修理を施したが、朝の点検で地下ケーブルに問題が見つかったため、電力の供給を一時停止したという。

◆香港のビクトリア湾、50年間に12センチ上昇(香港各紙6月15日付)
 香港のビクトリア湾の水位は過去50年間に12センチメートル(以下センチ)上昇し、海面上昇率は約10%に達することが分かった。天文台はノースポイント、クォーリーベイ、大埔など香港域内の6カ所でビクトリア湾およびトロハーバーの水位を観測しており、これによると1954年から2003年では年平均2.4ミリメートルの上昇が見られた。天文台では海面の上昇は地球温暖化が主な原因と指摘。温暖化が続けば、今後100年でビクトリア湾の水位はさらに24センチ上昇すると予測している。

◆香港のゴミ集積所で「けん銃」「警官身分証」を発見(香港各紙6月15日付)
 6月14日、香港のクリアウオーターベイロードのゴミ集積所で、けん銃や香港警察の身分証とみられる物品が見つかり、回収業者が香港警察に通報した。身分証には香港人俳優の黄秋生(アンソニー・ウォン)や呉鎮宇(フランシス・ン)の写真とともに、映画「9413」(1998年)で呉が演じた役名などが記されており、小道具として使用された品であることが分かった。ゴミ集積場は芸能界関係者が多い西貢の住宅街に近いことから、関係者が不用意に投棄した可能性もあると報じられている。

◆香港のパシフィックプレイスで強盗事件(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」6月15日付)
 6月14日に香港島アドミラルティー(金鍾)のショッピングモール、パシフィックプレイスで強盗事件が発生した。同14日午前11時(日本時間同正午)ごろ、ブティック「アルマーニ・エクスチェンジ」の女性店員2人が週末の売上金を紙袋に入れて銀行に向かう途中、4人組の犯人に殴られて紙袋を奪われた。中には現金2万9000香港ドル(1香港ドル=15円)と100米ドルのほか、日本円で26万円が入っていたという。香港警察は同夜、中国本土籍の不法入境者を拘束し、事情聴取を行っている。

◆広州地下鉄、負債76億元で拡張工事を延期(中国系香港紙「文匯報」6月15日付)
 中国広東省広州市では5月28日に予定されていた地下鉄5号線の着工が先送りされた。同月20日に開催された人民代表大会(市議会)常務委員会の分会で広州地下鉄の負債が76億元(1元=13円)に上っていると指摘されたことが背景にあるとみられている。同プロジェクトを運営する広州市地鉄総公司は地質条件の問題などを工事延期の理由に挙げている。だが、人代常務委員会の会議で負債の問題などが明らかにされ、固定資産投資の過熱を抑制するために工事が見合わされることになったとの見方が強くなっている。

◆香港人の個人商店、広東省で約500件(中国系香港紙「大公報」6月15日付)
 中国広東省工商局はこのほど、「香港と中国本土のより緊密な経済・貿易関係に向けた協定(CEPA)」実施後の同省での香港市民による個人商店開設に関する統計を発表した。5月末現在で営業ライセンスが認められた香港市民とマカオ市民による個人商店開設申請は551件に上った。登録資本は合計で1984万元(1元=13円)。1カ月に約100件の割合で増加の一途をたどっている。うち香港からが489件、マカオからが62件となっている。

◆アメイ、杭州市でのコンサート中止に(台湾紙「連合報」6月14日付)
 中国浙江省杭州市で予定されていた歌手の張恵妹(アメイ)のコンサートが一部住民の抗議を受け中止となった。これは5月末に中国国務院台湾弁公室が「独立支持の台湾人ビジネスマンは歓迎しない」との声明を発表して以来、中国本土のサイトで台湾の芸能人数十人が「独立支持派」としてネットユーザーらから名指しで批判されたことに端を発する。アメイもこの中に名を連ねているといわれ、今月初めの山東省青島市でのプロモーションが同様の理由で中止となっていた。アメイは2000年に台湾の陳水扁・総統の就任式で「中華民国国歌」を歌ったために、本土での活動を中央当局から一時禁じられた。だが中国広播電影電視部は今回の件について「すべてはネット上で流布しているうわさに過ぎず、当部では台湾の芸能人の活動を禁止してはいない」と明言した。