現地紙で読む最新情報 

 2004年6月18日速報

◆深セン市長が香港入り、8つの協議書にサイン(香港各紙6月18日付)
 中国広東省深セン市の李鴻忠市長と香港特別行政区政府の曽蔭権(ドナルド・ツァン)政務長官は6月17日、香港礼賓府(ガバメントハウス)で会見した。これに合わせ、深セン市と香港の高官が両地の協力関係に向けた覚書と8項目の協議書にサインした。法曹、外資誘致、物流、観光、ハイテク産業などで相互発展を目指し、効率化を図るのが目的。李市長は就任後初の香港訪問となった。
セン=土ヘンに川。

◆香港失業率7%、労働市場を楽観(香港各紙6月18日付)
 香港統計処は6月17日、2004年3―5月の失業率を7.0%(速報値)と発表した。前回発表(2―4月)の7.1%から0.1ポイント改善した。不完全就業率は3.5%(速報値)で前回発表から0.1ポイント上昇した。香港政府スポークスマンは「今秋の新卒者を受け入れる余地があるか、今後数カ月は就業者数の増加幅に注目すべき」とコメントしたが、経済は回復基調にあり労働市場は楽観できるとの見方を示している。

◆公有の空き地でカを駆除(香港各紙6月18日付)
 香港地政総署と食物環境衛生署は6月17日、空き地になっているダイヤモンドヒルの公有地の草刈り、ゴミ清掃、カの駆除活動を実施した。雨が多かったことから、食物環境衛生署が15日に発表したカの繁殖指数は上昇している。このためデング熱など感染症を媒介するカの大量発生が懸念され、空き地に捨てられたペットボトルにたまった水にボウフラが沸くなど公有地の管理体制に問題も指摘された。地政総署では電話2231―3294、ファクス2868―4707でカの発生しやすい場所の通報を受け付けている。

◆8時間漂流の香港の釣り人が生還(香港各紙6月18日付)
 6月17日、香港で磯釣りに出掛けて遭難した男性が海を8時間漂流した後、奇跡的に生還した。唐文龍さん(30)は同日午前5時半ごろ、友人の何さんとともに漁船で担杆島に出掛けたが、20メートルほどの高波にさらわれ行方不明になった。同所では携帯電話の電波は届かず、チャーターした漁船は昼まで迎えに来ないため、困り果てた何さんは約4時間後に付近を通りかかった漁船に助けを求めて沖合いを捜したが見付からず、香港特別行政区政府海事救援協調センターに通報した。同11時ごろ、政府はヘリコプターを出動させて捜索を行い、約1時間半後、燃料が残り30分になったところで海面で手を振っていた唐さんを発見した。海面より約200メートル上空からロープを伝って救出された唐さんは体温の低下は見られたものの、体調は安定しているという。

◆香港人女性45%が美白化粧品を使用(香港紙「星島日報」6月17日付)
 4月に香港、韓国、マレーシア、フィリピン、台湾の計2500人近い女性を対象に、ある企業が行った調査によると、回答者の38%が美白化粧品を使用し、うち香港では昨年同期比7%増の45%が使用していることが分かった。また香港人女性の61%は「色白だと若く見える」と答えた。だが「美白化粧品を使用しても効果がなかった」といった回答も41%あった。一方、香港人女性のあこがれの色白美人は1位が劉嘉玲(カリーナ・ラウ)、2位が梁詠●(ジジ・リョン)だった。
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◆深セン市政府、8月に香港で就職相談会(中国紙「深セン特区報」6月17日付)
 中国広東省深セン市政府は6月16日、8月に香港から人材を招へいする就職相談会を開催することを決定した。深セン市政府はこれまでに米国、欧州での就職相談会を開催してきたが、香港で開催するのは初めて。現在のところ、同相談会には外資系企業、香港・マカオ・台湾系企業、地場国有・民間企業など300社が参加を申請している。求人数は3000人を超える見込みで、金融、証券、物流、貿易、法律、旅行、機械製造など分野は多岐にわたる。
セン=土ヘンに川。

◆韶関市の工業区、自動車部品などに重点(中国系香港紙「文匯報」6月17日付)
 中国広東省韶関市の粤北工業開発区はこのほど、投資誘致を促進するために区内を再編し、自動車部品など産業集積の方針を打ち出した。粤北工業開発区管理委員会の盧隆升主任は、開発区を@民間科学技術企業、サービス業A電子、生物、情報技術(IT)B自動車部品、機械製造C物流、軽工業―4つのエリアに分けると説明した。さらに開発区自身で投資リスクの補償基金を設立し、赤字企業に関する損失を補てんする。ハイテク企業投資では30%までの回収が可能になるという。