現地紙で読む最新情報
 2004年6月24日速報

◆香港の子ワニ、カドゥーリー農場へ引っ越し(香港TV局「無線電視<TVB>」ニュース6月22日放送)
 220日にわたる捕獲騒動の末、6月10日に香港・新界地区の元朗南水囲で捕まった子ワニ(クロコダイル、メス、体長1.5メートル、体重14キロ、推定4歳)が6月23日、香港カドゥーリー農場に移送された。22日のによると、子ワニは室内の施設に入れられて以来、まったく食事をしていない。香港漁農自然護理署の担当官は「カドゥーリー農場は屋外に池や隠れ場など自然を模した施設があり、市民に愛されている子ワニの健康や成長に適した環境だ」と語り、2005年末完成予定の香港湿地公園に移るまでの1年間、カドゥーリー農場が飼育を引き受けてくれたことに感謝を表明した。

◆香港で避暑センターを終夜開放(香港各紙6月23日付)
 連日の猛暑に香港民政事務総署は6月22日から、域内38カ所の公会堂や福祉センターなどを臨時避暑センターとして開放している。酷暑警報が発令された同20日には慢性病を患っていた独り暮らしの男性(77歳)が自宅で死亡した。惨事を繰り返さないための措置として、気温が規定の摂氏32度に達しなくても臨時避暑センター9カ所を終夜開放したが「夜間の利用は5人だけだった」(6月23日付「明報」)、「200人収容の場所に1人。冷房費の無駄遣い」(同付「星島日報」)と突然、終夜開放を決めた政府の宣伝不足に批判も出た。続く6月23日も終夜開放している。

◆香港KCR新線沿線の住宅開発が停滞(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」6月23日付)
 香港のKCRC(九広鉄路公司)が新線沿線の土地開発計画として提案していた約1万3600戸の住宅建設のめどが立っていない。KCRCは来年にも入札業者の募集を開始したい意向だが、住宅供給量が増えれば不動産相場が下落すると憂慮する向きも多く、政府の承認がいつ得られるか見通しがつかない状態だ。KCRC側は「今後も基本方針は変えない。政府との交渉も継続していく予定」とコメントしている。

◆警官なりすましの男性を逮捕(香港紙「明報」6月23日付)
 6月21日、香港・新界地区の深水●(シャンスイポ)で警官を装った男(33歳)が逮捕された。同日夜6時過ぎ、福栄街をはいかいしていた挙動不審の男性に警官が職務質問したところ、犯罪防止を呼びかける香港警察のチラシや通報先を記したカードを所持しており、犯行を認めたという。このかいわいでは警官を装って性的サービスの代金を踏み倒す事件が頻発しており、警戒を強化した矢先だった。昨年7月から今年2月に起きた同様の事件のうち、逮捕された男性は少なくとも3件に関与したとみられている。
●=土へんに歩

◆中国の深セン地下鉄、運賃は最低2元の見込み(中国系香港紙「香港商報」6月22日付)
 中国広東省深セン市で年末に開通が予定されている地下鉄について、今月末には運賃が決定するもようだ。深セン市物価局は6月29日に地下鉄1・4号線の運賃に関する公聴会が開かれる。運賃の算出案は現在のところ2案用意されている。1つ目の案は1区間(2駅)3元(1元=13円)で次の区間に入ると1元加算され、全線では7元。2つ目の案は、2005〜07年を優遇サービス期間として1区間2元、次の区間に入ると1元加算され全線では6元とする。08年からは1つ目の案に準じる。1号線は年末、4号線は来年初めに開通する予定となっている。
セン=土ヘンに川。

◆広東省、07年までに高速道12本建設(香港経済紙「信報」6月23日付)
 中国・広東省交通庁の蔡啓文庁長は6月21日、2007〜08年までに省内で12本の高速道路を完成させ、汎珠江デルタの各省・区との往来を便利にする構想を明らかにした。このうちの1本は珠海市を起点としているが、港珠澳大橋の珠海側起点がまだ決まっていないことから計画はとん挫しているという。また、これら12本は広深高速道路や深セン湾公路大橋、港珠澳大橋の3本の越境ルートに接続し、汎珠江デルタの各省区から香港までの所要時間がかなり短縮される見通しだ。

◆北京市、劣悪な衛生環境のちまき工場摘発(香港紙「星島日報」6月22日付)
 6月21日、中国・北京市海淀区衛生局衛生監督所は劣悪な衛生環境の下、無認可でちまきを製造していた工場を摘発し、ちまき6トンを押収した。この工場は郊外の民家に数十個の大なべを並べただけの簡素な作りで、ちまきに火を通した後、黒い液体に漬けて着色し、液体の衛生管理はされていなかったという。また、作業員は健康証明書を持っていなかった。同工場で作ったちまきはすでに市場に出回っており、同局で販売ルートを捜査中だ。同市でのこのようなちまき工場の摘発は今月に入って5件目となる。