現地紙で読む最新情報

2004年7月8日記

◆SARS引責、香港衛生局長が辞任(香港各紙7月8日付)
 香港衛生福利及食物局の楊永強局長が7月7日、董建華行政長官に辞意を表明し、董長官はこれを承諾した。立法会SARS調査専責委員会が6日に提出した報告書では、楊局長はじめ医療行政に携わる高官の判断ミスが昨春の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行に至った原因の1つと断定されている。董長官は「3カ月以内に後任を決める」と発表した。

◆海賊版ディスク、最大組織を摘発(香港各紙7月8日付)
 香港税関は7月7日、湾仔、深水●をはじめ域内各地を捜索し、コンピューターソフト、ゲーム、映像を収録した海賊版ディスクを製造していた工場、倉庫を発見。2000万香港ドル(1香港j=15円)相当の物品を押収した。コードネーム「馬刺(SPUR)」という今回の大規模捜査では、香港最大級の海賊版ディスク製造グループの摘発に成功したという。
●=土へんに歩

◆村落巡回、カの駆除を呼び掛け
 香港食物環境衛生署は7月5〜10日、離島、葵青、観塘、西貢、沙田、大埔、●湾、屯門、黄大仙、元朗の12区で一軒屋が建ち並ぶ村落を巡回し、カの駆除を呼び掛けたポスターやチラシを配布している。初日の5日には2806軒を周り、衛生状態が良くない家屋に発した勧告状や警告状は19通に上った。
●=草かんむりに全

◆ニューカッスル、香港入りメンバー決まる(香港各紙7月8日付)
 7月18日に行われるサッカーの国際試合「ザ・ユナイテッド・クリスチャン・メディカルサービス・チャリティーマッチ 傑志対ニューカッスル・ユナイテッド」に出場する英国のプロサッカー、プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドの来港メンバーが決まった。A・シアラー、C・ベラミー、G・スピード、J・ウッドゲート、S・ギブンら主力を含む23選手が参加する。傑志はこのほか7月13日に香港スタジアムでインドネシア代表とも親善試合を行う。ニューカッスル戦の入場券は一般450〜250ドルで、香港スタジアム(電話2895―7895)と香港サッカー協会(HKFA)窓口で販売中。問い合わせはwww.kitchee.com.hkあるいはHKFA(電話2712―9122)へ。

◆広東省の出稼ぎ、半数は月収800元以下(香港紙「香港経済日報」7月7日付)
 中国広東省当局はこのほど、出稼ぎ労働者に関する大規模な調査を行い、約半数の月収が800元(1元=13円)以下であることなどが分かった。今回の調査は労働者団体の広東省総工会が実施したもので、省内12都市で7000人分の有効回答を得た。この結果、82.4%は湖南省、四川省、湖北省、江西省、広西チワン族自治区からの出稼ぎで、月収800元以下が48.2%を占めている。

◆広州番禺区の元書記、経済犯罪で取り調べ(香港紙「星島日報」7月7日付)
 中国広東省広州市紀律検査部門は7月6日、同市番禺区の元党委書記で、同区の政治協商会議主席である梁柏楠氏を経済犯罪の疑いで取り調べていたことを発表した。梁氏は2003年10月に紀律検査部門に拘束され、調べを受けていた。現在は広州市検察院に移送され、さらに詳しい取り調べを行っている。梁氏は1993年から調べを受けるまでの間、職権と職務上の影響力を利用して人民元139万元、香港ドル21万ドル、米ドル2万8800ドルを不当に受け取っていたという。南沙経済技術開発区管理委員会の元副主任から67万元を受け取っていたことも分かった。

◆上海市、35度以上はライトアップなし(香港紙「星島日報」7月7日付)
 中国・上海市政府は先ごろ、夏の電力不足対策の一環として最高気温が摂氏35度を超える日は観光名所であるバンドも含め、市内のライトアップを行わないことを決めた。市政府はまた照明設備の点検、修理を行い、消費電力が少ない最新機種に換える予定だという。上海市では昨年も高温が続いた夏の2週間はライトアップを休止している。