現地紙で読む最新情報
 2004年7月15日速報

◆台風「コンパス」シグナル1を発令中(香港各紙7月15日付)
 台風9号「コンパス」が香港の東南沖にあり、西北寄りに西進。香港天文台は7月14日午後10時55分、台風警報「シグナル1」を発令し、現在も発令中。15日の天気予報は晴れ、天文台では15日にシグナルが「3」に上がる可能性は少ないとみているが、16日は時折、雨と風が強くなると予測している。

◆不法就労107人を連行(香港英字紙「サウスチャイナ モーニングポスト」7月14日付)
 香港入境事務処は7月12〜14日、不法就労の一斉摘発を行った。域内59カ所のレストラン、公設マーケット、工事現場、理髪店、食品加工場などで不法就労者82人を見つけ、雇用者25人を含む計107人を連行した。うち8人が偽造されたスマートIDカード(香港身分証)を所持していた。不法就労者は双程証(親せき訪問目的の一次往復ビザ)で入境した広東、福建、海南、江蘇省など中国本土籍の人で、彼らが製造に携わっていた食品加工場は無免許だった。こうした加工場は不法就労のみならず衛生面も問題があり、取り締まるべきと伝えている。

◆香港のMTRエクスプレスが夏休み割引(香港各紙7月15日付)
 香港MTRエアポート・エクスプレスの料金が7月15日〜8月31日、複数で往復利用した場合に割引される。例えば、片道を1人ずつ購入すると800香港ドル(1香港ドル=15円)かかる香港駅―空港間の往復チケットを、4人まとめて購入すれば500香港ドルとなり、さらにMTR各線(エクスプレスを除く)に1回無料で乗車できるチケットを人数分進呈する。最大38.9%の割引。また、同期間に12歳以下の児童はオクトパスカードで乗車すると運賃が無料になる。

◆金融機関の見せかけサイトに注意(香港各紙7月14日付)
 香港金融管理局(HKMA)は7月13日、「Overseas banking Corporation International」名義で運営されるウェブサイト(www.obc-interna tional.com)は詐欺の疑いがあると注意を促した。同社は香港に営業所を有し、多岐にわたって銀行サービスを手掛けているとサイト上で記しているが、HKMAから銀行業務の認可を受けていない。同サイトに個人データを提供した、または取引した市民は最寄りの警察署もしくは商業罪案調査科 電話2860―5012)か華僑銀行香港支店(電話2868―2086)に連絡するよう呼び掛けている。

◆女子バレー国際大会、間もなく香港コロシアムで開催(香港各紙7月15日付)
 7月16〜18日、香港コロシアムで女子バレーボールの国際大会「2004 FIVB ワールドグランプリ―香港」が開催される。このイベントは12カ国・地域の代表が1カ月にわたりアジアの各都市を遠征するグランプリツアー。今年はブラジル、ロシア、キューバ、ドミニカ、ドイツ、オランダ、米国などが参加している。イタリア、米国、中国、タイが対戦する香港大会はアテネ五輪の前しょう戦としての呼び声が高く、注目を浴びている。入場券は20、50、100、200香港ドル(1香港ドル=15円でURBTIXで発売中。予約は電話2734―9009へ。

◆珠江デルタ工業協会が深セン分会を設置(香港紙「信報」7月14日付)
 香港工業総会の下部組織として設立された珠江デルタ工業協会はこのほど深セン分会を設置した。珠江デルタ工業総会は深セン分会設置に続いて珠江デルタの他の主要都市にも地区分会を設置するという。各地の分会設置によって地元政府との連絡システムを確立する考えだ。今後1年で少なくとも5、6カ所に分会を設置する。珠江デルタには5万社以上の香港系企業があり、珠江デルタ工業協会は各地でこれら企業の支援に当たる。

◆広東省政府、港珠澳大橋に鉄道併設を主張(香港紙「香港経済日報」7月14日付)
 香港、中国広東省・珠海市、マカオを結ぶ橋りょう「港珠澳大橋」について、中国広東省政府のブレーンがあらためて鉄道との併用を提案している。広東省発展研究中心の王利民副主任は「港珠澳大橋に鉄道が併設されなければ、香港と珠江デルタの鉄道連絡が不十分で香港と汎珠江デルタの融合に支障を来す」と述べ、百数十億元を節約するために香港の発展をさまたげてはならないと主張した。香港特区政府は鉄道を併設しない方向で考えているが、広東省政府のシンクタンクは特区政府と中央政府に報告書を提出し、鉄道併設への検討を促す考えだ。