現地紙で読む最新情報
 2004年7月19日速報

◆香港のライフセーバーがビーチでスト(香港紙「明報」7月19日付)
 香港の公営ビーチやプールで救助や監督にあたるライフセーバーたちが7月18日、康楽及文化事務署による人員および給与削減に抗議するため、ストライキを行った。約800人が休暇を申請してストにレパルスベイに集結して座り込み、このため政府はボランティアや救命士ら500人を臨時に配置したが、公営プール2カ所が全面的、18カ所が一部、人手不足のため閉鎖された。

◆女子バレー香港大会、中国が優勝(香港各紙7月19日付)
 7月16〜18日、香港コロシアムで女子バレーボールの国際大会「2004 FIVB ワールドグランプリ―香港」が開催された。1カ月にわたりアジア各地で試合を行うグランプリツアーの香港大会ではイタリア、米国、中国、タイがそれぞれ対戦した。世界ランキング・トップクラスの実力を持つ中国は17日、やはり強豪として知られる米国と対戦し、1点差を競る白熱のフルセットマッチの末に勝利。その勢いに乗り18日の対イタリア戦では第1セットを先取されたものの、第2、3セットを連取して3戦全勝で大会優勝を決めた。アテネ五輪の前しょう戦としての呼び声が高く注目された今大会、最終日の18日は1万人以上が観戦した。

◆台風「コンパス」が香港一過、12人が負傷(香港各紙7月17日付)
 7月16日、台風9号「コンパス」が香港の西貢萬宜水庫(ハイアイランド・リザボア)に上陸し、香港天文台は同日午前11時45分から午後7時20分、台風警報シグナル8を発令した。この台風は同夜、熱帯低気圧となって中国本土へ抜けたが、この間に西環でマンション外壁がはがれ落ち、サイバーポートと九龍城でそれぞれビル工事現場の足場が崩れ、19カ所で倒木が発見された。強風で飛ばされた落下物で負傷するなど12人が病院に運ばれた。シグナル8発出を受けて教育機関は休校証券取引所も取引を停止した。交通機関は一部を除いて路線バスやフェリーが運休し、香港国際空港では到着8便と出発5便が遅延、到着1便と出発1便が欠航した。

◆ロンガンの殻、残留農薬に注意(香港紙「星島日報」7月16日付)
 ライチに続いて龍眼(ロンガン)が夏場に旬を迎えるが、消費者委員会の検査で、市販されているロンガンの殻から残留農薬が検出されたという。検査はタイ、オーストラリア、海南省などの異なる産地のロンガン11種類を対象に行われた。その結果、果肉からは残留農薬は検出されなかったが、9種類の殻から防腐剤として用いる二酸化イオウが検出された。二酸化イオウを摂取すると、ぜんそくやアレルギー症状を引き起こす可能性がある。食物環境衛生署では「流水でよく洗うこと。長時間水に浸すと農薬が果肉に染み入る場合がある。食べる際に殻が口に入らないよう気を付ける」といった注意を呼び掛けている。

◆深センのコンテナ取扱量、再び香港を抜く(香港紙「文匯報」7月16日付)
 中国広東省・深セン市の港湾のコンテナ取扱量は6月の統計で香港の取扱量を上回ったことが分かった。6月の深センのコンテナ取扱量は113万8000TEU(20フィート標準コンテナ換算)で、対する香港・葵涌は109万6000TEUだった。統計の上で深セン側が香港側を上回ったのは昨年10月に続く。上半期の統計では香港側は前年同期比5.7%増の615万6000TEUだが、深セン側は同32%増の606万TEUとなっている。
セン=土ヘンに川。

◆広東省のGDP、上半期は15%増(中国系香港紙「香港商報」7月16日付)
 中国・広東省の上半期の域内総生産(GDP)は前年同期比15.1%増の6959億6700万元(1元=13円)に上った。広東省統計局は同省の経済成長で主導的な役割を果たしているのはやはり工業で、貢献率は67.5%、GDPを10.2ポイント押し上げていると説明した。上半期の工業生産付加価値は同23%増だった。貿易総額は同28%増、うち輸出は同26%増、輸入は30.2%増だった。また、小売総額は同13.8%増となっている。

◆広州―珠海間の高速道路、08年に完成予定(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」7月16日付)
 中国広東省では広州―珠海間高速道路が2008年までに完成するもようだ。このプロジェクトは7月14〜17日に広州で開催された「第1回汎珠江デルタ経済貿易協力商談会」で香港のデベロッパー、合和実業控股(ホープウェル・ホールディングス)が契約調印したもの。ホープウェルがこのほど明らかにした計画では49億香港ドル(1香港ドル=15円)以上を投じ、広東省政府の協力を得て広州と珠海を結ぶ高速道路を完成させる。広州と順徳を結ぶ第1期工事区間は4月に開通しており、ホープウェルは省政府の最終認可を待ち、1年以内に第2期工事区間を着工する予定。