現地紙で読む最新情報
 2004年7月20日速報

◆香港民主派の元幹部、15年ぶりに北京訪問(香港紙「明報」7月19日付)
 1989年の天安門事件を契機に設立された民主派団体「香港市民愛国民主運動連合会(支連会)」の元幹部である映画製作者、岑建勲氏が事件以来、初めて中国本土への入境を許された。岑氏は北京市で7日間、上海市で3日間を過ごして7月18日に香港へ戻り、中央政府の「かなり地位が高く」「香港事務に携わる」人物と会見し、「誠意をもって話し」「善意を感じた」と語った。

◆インフルエンザ、香港での夏の流行に注意(香港各紙7月20日付)
 香港衛生防護中心(ザ・センター・オブ・ヘルスプロテクション=CHP)は7月19日、「医学的データから見て、香港は夏のインフルエンザ流行期に入った」と市民に注意を喚起した。インフルエンザは1〜3月のほか、7〜8月にも流行する傾向があるという。CHPの調べでは、7月10日までの1週間にインフルエンザと診断されたケースは193件を数え、最近3カ月で最も多かった。このほか、老人ホームや養護施設など10カ所で流行が確認された。

◆香港人70歳以上の運転免許、8900人以上(香港紙「星島日報」7月19日付)
 香港運輸署の統計によると、70歳以上の運転免許所持者は8900人以上で、うち300〜400人はタクシーやミニバスの現役運転手だった。香港では先ごろ、80歳近いタクシー運転手がバス停に突っ込み7人が負傷する事故が起きており、高齢運転への懸念が高まっている。タクシーやミニバスの運転手は3年に1度、医師の健康証明書を添えて免許を更新するが、老人医療の専門医は「普通科の医師が高齢者の運転能力を判断し、証明書を発行する現在の方法は適切ではない。今後さらに高齢化が進むことを考え、指定の専門医が高齢者の運転能力を判断するよう規定を設けるべきだ」とコメントした。

◆香港のエヴィスジーンズ取扱店が盗難(香港紙「星島日報」7月18日付)
 台風一過の7月17日、チムサーチョイのチャタムロード・サウスにある衣料品店「1001オリジナル」が盗難に遭った。同店は、日本のデザイナー山根英彦氏が展開する「EVISU(エヴィス)」ブランドのジーンズなどを取り扱い、顧客には香港の著名芸能人も多い。店内から1000点以上が盗まれ、被害額は100万香港ドル(1香港ドル=15円)に上った。ジーンズのほか、非売品だったレア物のシャツなどが盗まれたという。

◆香港のエンターテイメント企業2社が中国語映画に投資(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」7月19日付)
 香港のエンターテイメント企業、ゴールデンハーベスト社(GH)とABBAエンターテイメントの陳達志・会長が1000万香港ドル(1香港ドル=15円)を投じて共同事業を行うと報じた。事業内容は中国語の映画製作会社に対する融資で、GHが6割、ABBAが3割、残りをGHの持ち株会社が出資する。陳会長は最近では譚詠麟(アラン・タム)や許冠傑(サミュエル・ホイ)のコンサートをプロモートし「音楽コンサートの父」の異名を取る。

◆深セン駅ビル内のマッサージ店が閉鎖(香港紙「香港経済日報」7月19日付)
 中国広東省深セン市でこのほど、深セン駅ビル内にあるすべてのマッサージ店が閉鎖された。公安当局は駅ビル内の一部マッサージ店が規定違反を行っているとみなし、7月12日にすべての店舗を閉鎖、8月半ばまで整理活動がつづくもようだ。深セン駅ビルには約10軒のマッサージ店が入居しているが、すべて店頭に一時休業の張り紙を出し、店は開いているもののマッサージ師はおらず公安職員が出入りしている状態である。先には約100人の目の不自由なマッサージ師らが失業への懸念から駅構内で抗議活動を行った。
セン=土ヘンに川。

◆深セン観瀾鎮、爆弾事件で2人死亡(香港紙「りんご日報」7月19日付)
 中国広東省・深セン市観瀾鎮で7月17日夜、爆弾事件が発生し、2人が死亡、1人がけがをした。事件現場は観瀾ゴルフクラブから2キロ離れた観瀾劇院前の広場。同日夜10時40分ごろに爆発が発生し、現場から10メートル以内の範囲で3人の死傷者が発見され、病院に運ばれた。爆弾は殺傷力の高いタイプのものだった。警察では暴力団同士の抗争が原因とみている。
セン=土ヘンに川。