現地紙で読む最新情報
 2004年7月25日速報

◆ICAC、香港の新聞社6社を捜査(香港各紙7月25日付)
 香港廉政公署(ICAC=汚職取り締まり署)が7月24日、香港の新聞社6社(サウスチャイナ・モーニングポスト、大公報、りんご日報、東方日報、太陽報、星島日報)を強制捜査した。捜査官は記者のメモ、記事原稿やコンピューターを閲覧し、記者の自宅にも立ち入った。捜査は先科国際の汚職事件に関連する取材資料を確認するためといわれ、「報道の自由を侵害した」と新聞社側が強く反発している。先科国際は株価操作を依頼した疑いで幹部職員らが連行され、拘束された秘書が不服を申し立てたことなどが報じられていた。

◆香港ディズニー、ジャッキーを名誉大使に(香港各紙7月23日付)
 2005年度の開園が予定される香港ディズニーランドは7月22日、「香港四大天王」といわれる人気歌手で俳優の張学友(ジャッキー・チュン)を名誉大使(オフィシャル・スポークスマン)に任命した。ジャッキーは香港の地上波テレビ局「無線電視台(TVB)」広東語チャンネル「翡翠台」で7月31日に始まる「マジカルワールド・オブ・ディズニーランド」のパーソナリティーなどを務める予定。ジャッキーの起用は「良き父親のイメージがあり、アジア地域で広く人気を持っている」のが理由で、アジア各地の観光需要を引き出すと期待されている。

◆日本人観光客の減少、韓国ブームが一因(香港紙「星島日報」7月23日付)
 2003年、香港を訪れた日本人観光客は02年の延べ約140万人から約30%減って同100万人だった。香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部の方志偉(アレックス・フォン)首席代表は「重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響と、韓流(韓国ブーム)が一因となって、近場の海外旅行先として香港ではなく韓国を選ぶ人が増えた」と分析した。一方、日本を訪れる香港人観光客は今年4月、90日以内の滞在にビザ取得を免除されたことにより「前年比30〜40%増になる勢い」と予測している。

◆ラカンマキ、盗んだ不法入境者に禁固刑(香港各紙7月23日付)
 香港に密入境し、ラカンマキ(中国名・羅漢松、Buddhist Pine)9本を盗んだ中国本土籍の男性5人に7月22日、有罪判決が出た。5人は今年2月12日に石澳郊野公園でラカンマキを伐採し、船に積んで運び出そうとしたところを、水上警察の巡視船に発見された。盗まれた木は6万ドル(1香港ドル=15円)相当。5人のうち船長は窃盗のほか密入境ほう助の罪状で5年2カ月の禁固刑を言い渡され、残る4人は窃盗で2年8カ月の禁固刑を言い渡された。

◆教師の小切手を盗んだ香港の学生を起訴(香港各紙7月23日付)
 小切手を盗んで565万香港ドル(1香港ドル=15円)を引き出そうとした香港内の中学5年(日本の高校2年に相当)の男子学生が起訴され、7月22日、裁判が行われた。この学生は7月上旬、職員室で机の引き出しから小切手を4枚盗み、金額とサインを書き入れて銀行の窓口に提出し、自分の口座に振り込むよう指示した。しかし、サインが照合できず、当座預金口座の残高が小切手の額面に足りなかったことから、行員が教師に電話で照会して事件が明るみになった。

◆深セン湾公路大橋、開通を07年に先送り(中国系香港紙「香港商報」7月23日付)
 中国広東省深セン市・蛇口と香港・元朗を結ぶ深港西部越境ルート(深セン湾公路大橋)は、開通予定をもともとの2005年末から06年半ばに先送りするもようだ。同プロジェクトは出入境管理施設の建設予定地の埋め立て工事の影響で06年7月末に開通できる見通しとなった。埋め立ての状況が安定した上でプロジェクトを進めるという。また22日には香港と深センの両当局が出入境管理施設の建設委託協議書に調印した。同施設の設計、建設は深セン市政府が行うこととなった。
セン=土ヘンに川。

◆広州珠江新城に超5つ星ホテル2軒を建設(中国系香港紙「大公報」7月23日付)
 中国広東省広州市で7月22日、5つ星を上回るという高級ホテル2軒に関する契約が調印された。2軒のホテルは富力地産集団が15〜16億元(1元=13円)を投じて建設する。同日には国際的ホテルグループのリッツカールトンとグラントハイアットに管理を委託する契約が交わされた。ホテルの建設予定地は珠江新城で、2006年末のオープンを目指している。