現地紙で読む最新情報
 2004年7月29日速報

◆香港当局の新聞社立ち入り捜査、米国が懸念表明(香港電台「RTHK」7月28日のニュース)
 香港廉政公署(ICAC=汚職取り締まり署)が7月24日に新聞社7社に材資料の提供を求めて立ち入り捜査した一件について、米国内務省のエアリー副報道官は7月27日、懸念を表明し、報道の自由を保護するよう香港当局に促した。一方、ICACのオブザーバー委員会は7月28日、特別会議を招集し、捜査は妥当だったとの見方を表明している。が伝えた。

◆中国本土からの個人旅行、92%は広東省住民(香港紙「星島日報」7月28日付)
 7月28日、中国本土からの個人旅行が一部自由化されて1周年を迎える。香港と中国本土の出入境統計によると、この1年間に香港を訪れた個人旅行者は延べ260万人に上った。最も多いのは04年5月1日をもって全域が対象となった広東省で、全体の92%を占める延べ240万人だった。広東省公安庁の羅娟庁長によると、過去1年間、毎日1万7000〜2万件の申請を受け付けており、通常は申請から中15日の発給を目標としているが、実際には中8〜10日、2度目の申請の場合は中3〜5日で発給しているという。

◆香港ソーホーのバーが全面禁煙を試験導入(香港紙「東方日報」7月28日付)
 香港島セントラル(中環)のソーホー地区にあるバーが8月1日から全面禁煙を試みる。店内を全面禁煙にするのはアイリッシュバー「Dublin Jack」。同店では来店者にアンケートを調査したところ、60〜70%が喫煙しないことが分かり実施に踏み切った。全面禁煙すれば嫌煙者の利用も増え、新規の来店者が30%増えるとも見込んでいる。同店では客が喫煙を希望する場合には店外に案内し、喫煙後に再入店してもらうという。

◆九龍駅に米国資本の5つ星ホテル(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」7月28日付)
 世界最大級のホテル運営会社「スターウッドホテル・アンド・リゾート・ワールドワイド」が、2008年をめどに香港・九竜地区のMTR九龍駅ビルに383室を有するブティックホテル「Wホテル」を建設する計画を明らかした。スターウッドは不動産開発権を有する新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)とホテル建設を進める契約を交わしたという。

◆中国政府、広東省の8大プロジェクトを承認(中国系香港紙「大公報」7月28日付)
 中国国務院はこのほど、トヨタ自動車の乗用車生産プロジェクトを含む広東省の8大重点建設プロジェクトを承認した。これは広東省重点工程工作会議で明らかにされたもので、嶺澳原発第2期、武漢―広州間鉄道、広州新ターミナル駅、珠海発電所、恵州製油プロジェクトなど、投資総額は900億元に上る。広東省では今年上半期の固定資産投資は前年同期比25%増の2300億元余りに上った。

◆広州、テレビ塔のデザイン候補を一般公開(中国系香港紙「文匯報」7月25日付)
 中国広東省・広州市で7月24日、市内に建設するテレビ塔のデザイン候補が一般向けに公開された。広州市のシンボルとして計画されているテレビ塔のデザインとして13候補が人民北路の交易会9号館で7月30日まで展示されている。会場では市民に気に入ったデザインへの投票を呼びかけている。日本の川口衛構造設計事務所など内外の設計事務所がデザインコンペに参加。中には高さ1000メートルに及ぶ世界最高のテレビ塔となるデザインもある。

◆中国政府、風俗サイトの取り締まり強化へ(香港紙「星島日報」7月28日付)
 中国公安省によると、7月16日から北京、上海、重慶の各市と遼寧、広東の2省で風俗サイトの取り締まりを強化し、700件近い違法なサイトを封鎖した。また7月27日までに134件の違法サイトを摘発し、関係者とみられる224人を連行、うち32人を逮捕した。このうち4件はわいせつ物を使って利益を得ようと画策し、最年少の逮捕者は17歳の少年だった。この少年は4月にサイトを開設し、ネットユーザーらから1人10元の会員費を徴収してポルノ映画を無断で公開しており、これまでに1万7000元の収入を得たとみられている。