現地紙で読む最新情報
 2004年8月3日速報

◆香港警察、無理な横断に罰金2000香港ドル(香港各紙8月2日付)
 香港警察の香港島交通部は8月2〜7日、香港島・湾仔(ワンチャイ)から東区にかけての交通事故多発ポイントで、信号無視や無理な横断、運転を現場で取り締まる。「火狐(フォックスファイヤー)」と名付けられた取り締まり運動は、今年1〜6月に香港島で発生した人身事故147件のうち、交通規則を無視した横断による事故が58%に及んだため。横断者の交通違反には2000香港ドル(1香港ドル=15円)の罰金を科す場合もあると警察では注意を促している。

◆香港の観光統計、上半期に1000万人突破(香港各紙8月2日付)
 香港政府観光局(HKTB)が8月1日に発表した今年6月の観光統計によると、2004年1〜6月の来港者数は延べ1000万人を突破し、年初予測の58.6%増を上回る前年同期比68.3%増を記録した。6月単月では延べ164万6530人が香港を訪れ、同月の統計としては過去最高となった。同月、日本からの渡航者数は8万8358人。重症急性呼吸器症候群(SARS)流行の影響を受けた昨年同月の2万1088人から3倍以上に増えた。

◆香港の街市でもオクトパスを導入(香港紙「星島日報」8月1日付)
 街市(公設マーケット)でもオクトパスカードの決済システムが導入された。街市初のオクトパスはオープン1カ月の将軍澳広場街市に導入され、稼働して2週間となる。消費者には好評を博しているが、決済が1週間後となるため、現金決済が大半を占める商売形態に合わず、導入していない店鋪も一部あるという。また、街市では一般小売店と違い、売価の設定にも多様性を持たせる必要があり、専用システムの開発には数十万ドル(1香港ドル=15円)が費やされたという。同システムは今後半年以内に将軍澳厚徳街市、藍田啓田街市、馬鞍山衆安街市でも導入される予定だ。

◆養豚場300カ所で日本脳炎の検査(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」8月2日付)
 日本脳炎ウイルス保菌の疑いがあるとして、香港・新界地区の米埔自然保護区、香港全域の300カ所以上にある養豚場で食物環境衛生署(FEHD)の抽出検査が行われる。検査は10月に行われる予定。今年に入り、日本脳炎の域内感染例が3件報告され、うち1人が死亡していることから野鳥の生息地や養豚場での検査実施に踏み切るという。

◆香港警察、防犯キャンペーンの芸能人起用を見直し(香港各紙8月2日付)
 香港警務処の任達栄行動処長は8月1日、アイドル歌手の周永恒(ロイ・チャウ)が麻薬所持の有罪判決を受けたことに触れ、防犯キャンペーンのイメージキャラクターとして芸能人を起用する方針を見直していると語った。

◆中国・深センのGDP、上半期は17%増(中国紙「深セン特区報」7月30日付)
 中国広東省深セン市の1〜6月の域内総生産(GDP)は前年同期比17.4%増の1525億元に上った。深セン市政府の第3期5回全体会議では、上半期の経済動向の特徴としてハイテクを主体とする製造業の成長、物流産業の発展、金融の対外開放による資本市場の成長、固定資産投資の伸びの4点が挙げられ、正常、安定、健全な経済状態であるとまとめられた。
セン=土ヘンに川。

◆広東省仏山市順徳、エンゲル係数で最富裕圏入り(中国系香港紙「大公報」7月31日付)
 中国広東省仏山市順徳区の統計局はこのほど、エンゲル係数が初めて30を割り込み、国連が規定する最富裕圏に仲間入りしたと発表した。順徳では過去数年、エンゲル係数は32前後にとどまっていたが、今年に入って30を切った。現在、広東省でこの水準に達しているのは順徳と深セン市だけとなっている。6月末現在で順徳の自動車所有台数は100戸当たり26台、1人当たりの居住面積は37平方メートルとなっている。