現地紙で読む最新情報
 2004年8月5日速報

◆香港へ広東省の民間企業を誘致(香港各紙8月5日付)
 中国広東省の黄華華省長と香港特別行政区政府の董建華行政長官が主宰する「第7回粤港合作連席会議」が8月4日、広東省都の広州市で開かれた。この会議では物流、情報通信、観光など各分野における両地政府の協力関係が確認されたほか、(1)広東省の民間企業を香港に誘致する(2)深セン市に香港の教育カリキュラムによる学校を開校する(3)広東省の教師が香港の教師に普通話(標準中国語)の授業を指導する――なども今後の研究課題として挙げられた。

◆香港のバス脱輪事故、タイヤ当たって天井陥没(香港紙「明報」8月4日付)
 香港・新界地区の屯門(トンムン)公路で8月3日午前、回送中のシティーバスが脱輪事故を起こした。タイヤは中央分離帯を飛び越えて、対向車線を走っていたトレーラー、九龍バス、トラック3台に次々と当たった。九龍バスの運転手は「トレーラーに衝突したタイヤの行方をサイドミラーで追いかけたが見えなくなり、直後、大きな衝撃音が響いた」と語った。九龍バスの天井は陥没し、2階席にいた十数人の乗客は階下に避難した。事故車両の運転手はそのまま約2キロ走行し、左後方のもう1つのタイヤも脱輪して事故に気づいたという。この事故による負傷者はいなかった。

◆香港・湾仔のホテルで食中毒の疑い(香港紙「星島日報」8月4日付)
 香港食物環境衛生署は8月3日、香港島・湾仔(ワンチャイ)のホテルで7月28、30日にそれぞれビュッフェディナーを食べた18人に発熱やおう吐、胃腸炎など食中の症状が出たと発表した。患者は華美酒店のビュッフェで刺し身などを食べており、細菌性の食中毒が疑われている。

◆九龍城の食料品店でコレラ菌を検出(8月3日の香港テレビ局「無線電視(TVB)」ニュース)
 香港食物環境衛生署は8月3日、香港・九竜地区の九竜城落山道にある生鮮食料品店の生けすで採取した水からコレラ菌が検出されたと発表した。生けすのある鮮魚店の隣にある精肉店も同じ店主の経営で、トイレや排水施設を共有していることから同時に封鎖された。この生鮮食料品店は7月下旬の検査でコレラ菌が検出された粉嶺のレストランに納品していたという。粉嶺のレストランは8月3日、営業停止命令が解除された。

◆香港のコミックフェア、過去最高の入場者(香港紙「星島日報」8月4日付)
 7月30日から開催された「香港漫画節(コミックフェア)」が8月3日閉幕した。今年の入場者数は昨年比16%増の延べ38万1000人に上り、過去最高を記録した。また開幕3日目の入場者数は延べ8万6000人と、1日当たりのの入場者数も過去最高となった。入場者1人当たりの平均消費額は昨年比20%増で、出展したある企業は「市民の消費意欲が上向いており、今年は昨年よりも20〜30%売り上げが増加した」と語っている。

◆香港の映画産業、人材育成に資金援助求める(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」8月4日付)
 香港映画界が人材育成のため政府に資金援助を求めていると報じた。「より緊密な経済・貿易関係に向けた協定(CEPA)」の調印により、香港で製作された中国語映画は中国本土での外国語映画上映枠の適用外となり、香港でも景気が回復しつつあることから、今年は昨年の80本を上回る100本以上の映画を製作する計画だ。自らも製作に携わる香港電影工作者総会の呉思遠・代表は「香港映画の需要を満たすには、4月に総会が職業訓練局と合同で設立した香港初の養成学校でさらに1000人を受け入れる必要があり、これには5000万ドルの資金が必要だ」と語った。

◆広州市に広東国際包装印刷城を建設(中国系香港紙「文匯報」8月4日付)
 中国広東省広州市では包装・印刷に関する製品や機械を展示・販売する「広東国際包装印刷城」が建設されるもようだ。広東国際包装印刷城が建設されるのは同市芳村。敷地面積20万平方メートル余りで、投資総額4億元(一元=14円)、2期に分けて建設される。第1期分は10万平方メートルで、機械や紙製品の展示エリアや中古機械設備の取引市場、物流倉庫、準4つ星級ホテル、オフィスが設置される。完成後は1000社余りの入居が可能となる。